【二夕目 酒は飲んでも】 ページ3
さて....
アーサー「ほらほら、飲んだ飲んだ!!!」
私はどうしたらいいのだろうか。
連れてこられた場所は酒場というらしい。
『酒』という飲み物を主に振る舞う店...だとか。
そしてそれが今私の目の前に。
青年...もといアーサーはグラスを傾けて
どんどん飲んでいく。
「腹を...括るか」
ここまできたら逃れるのは無理だろう。
グラスを傾けて酒とやらを飲む。
「これは...とても濃く香しい麦の香り...!」
アーサー「そりゃそうだろ!ビールだからな!」
「びーる...」
聞き覚えのない単語だが、覚えて損はないとみた。
?「やあアーサー...?そちらは?」
アーサー「ああ、ホルス!こいつは旅人のリア!街に立ち寄った記念に一緒に飲んでる。」
ホルスと呼ばれた男...微かに『此方』の匂い...
気のせいか...?
ホルス「初めまして。私はホルシアート・ドリス。ホルスって呼んでください。」
リア「...リアだ。」
...他にこれといって話すことはなかった。名前だけだ。
私はグラスを傾けて酒を飲み干した。
アーサー「おお!!いい飲みっぷり!!じゃんじゃん行こうぜ!」
といって瓶から酒が注がれる。
....終わりがなさそうな気が...
ホルスを見ると苦笑いされた。
....早めに寝ようと思っていたんだが........。
で、気がついたら寝ていた。
外にいるようだ。
日は暮れてしまっている。
アーサー「おっ、気がついたか?」
「....頭が痛い」
酷い頭痛だ。内側から叩かれているような...。
アーサー「ちょっと飲ませ過ぎたなー!いやー悪い!」
けらけらと笑う彼は本当に悪いと思っているのか...
「そういえば...記憶がないんだが....」
アーサー「あっ、....おお、そうか。」
「....今の間はなんだ...?」
アーサー「いやぁ...なんでもねぇよ!」
「?」
とまあその後はお開きになったが...
酒は不思議なものだなーと
痛む頭で考えていた....。
手頃な木を見つけたので、
鳥と一緒に寝た。
アーサー...それにホルス。
気になる人間だ...。
アーサーの後日談によると、
リアが酔ったときの様子は
結構普段と変わるらしい。
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白い玉(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます!!頑張ります! (2018年1月13日 14時) (レス) id: b06dc51979 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 白い玉さん» 面白い話しで好きです。最新頑張って下さい。 (2018年1月13日 14時) (レス) id: 5d18b714a6 (このIDを非表示/違反報告)
* *花菜**(プロフ) - 白い玉さん» おやすみw (2018年1月7日 16時) (レス) id: 10d63d3fb8 (このIDを非表示/違反報告)
白い玉(プロフ) - * *花菜**さん» ありがとうね!今日は片頭痛がするから寝るよ笑 (2018年1月7日 16時) (レス) id: b06dc51979 (このIDを非表示/違反報告)
* *花菜**(プロフ) - 新作おめでとう! (2018年1月7日 16時) (レス) id: 10d63d3fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白い玉 | 作成日時:2018年1月7日 10時