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【一夕目 ジャルドーレ通り】 ページ2

「ここは...」





そこは、一見普通の通りのように見えた。





でも、違う。






耳を澄ませば聞こえる明るい声と暗い声





貧しい人と裕福な人



様々な人がいた。





「...不思議な場所だ。」



?「よお。旅人さん。ここは初めてか?」


後ろから声が聞こえた。

青年だろうか。夕陽に照らされた髪が

まるで茜色の空のようだった。


「...ああ。」


?「ここはジャルドーレ通りってんだ。」


「...いろんな人間がいるんだな...。」



美しい服を身に纏った者や


逆にボロの目立つ者もいる。


「お前は...?」


昔の友人に雰囲気が似ていたからか、
私は名前を訪ねていた。



?「ああ、アーサーだ!あんたは?」




「私...?」

今まで訪ねられた事など無かった。
でも訪ねたら、自分も名乗るのが道理という
ことは、今まで人を見てきて分かったことだ。


「...私はリア。旅をしている。」


アーサー「そうか!ようこそ、ジャルドーレ通りへ!」



これは、なんと答えたらいいのか。
歓迎されてるのは分かるが...。

「...ああ。」


としか言えない。

これ以上関わるのは、私には酷だ。

ここは撤退...

アーサー「良かったら、一緒に飲んでいかねーか?」


「飲む...?」

知らない言葉が出てきた。
どうする?断るか...?

アーサー「なに、ここに来た記念に一杯やってこーぜ!」



実に、断りづらい。


満面の笑みを向けられ
焦ってしまう。

アーサー「ほら、行くぞ!」

「あっ、ちょっ、」




結局手を引っ張られてしまった...

飲むって...水で歓迎か...?



でもまあ...危害は無さそうだ。








・・・・・・・・・・・・・・・
彼女はまだ、酒の洗礼を知らない。



アーサーさんお借りします!

口調あってるかな...?(; ・`ω・´)かなー...?

【二夕目 酒は飲んでも】→←序



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白い玉(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます!!頑張ります! (2018年1月13日 14時) (レス) id: b06dc51979 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 白い玉さん» 面白い話しで好きです。最新頑張って下さい。 (2018年1月13日 14時) (レス) id: 5d18b714a6 (このIDを非表示/違反報告)
* *花菜**(プロフ) - 白い玉さん» おやすみw (2018年1月7日 16時) (レス) id: 10d63d3fb8 (このIDを非表示/違反報告)
白い玉(プロフ) - * *花菜**さん» ありがとうね!今日は片頭痛がするから寝るよ笑 (2018年1月7日 16時) (レス) id: b06dc51979 (このIDを非表示/違反報告)
* *花菜**(プロフ) - 新作おめでとう! (2018年1月7日 16時) (レス) id: 10d63d3fb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白い玉 | 作成日時:2018年1月7日 10時

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