【u/n/e/i】かわいい青【BL】

pk×rd-少し変わった恋模様 ページ15

強炭酸(ラベラ)様からのリクエスト
ぴくと×らっだぁ(継承略)
大脱走2ネタバレ注意
台詞うろ覚え注意.


パンツを被った白い肌の男。どうやら名前はぴくとと言うらしい。

「ぴくとさん……」

思わず声が漏れる。そしてハッとする。
ダメだダメだ。今は仕事に集中しろ。それにあんな変態を好きになる訳ないだろう。うん。そうだ何かの間違いに違いない。
うんうん、と一人で頷いてると、横を何かが通った。逃がすものかとバッとそちらを見ると、

「っあ、ぴくとさっ……」

そこには俺から逃げようとするぴくとさんの姿があった。その瞬間、心臓がばくばくと音を立て、顔に熱が集まるのが分かる。
しかし体は仕事をしようと慌てて彼を追いかけた。

「あー！！ 見逃して！！」

そう叫ぶ彼に思わず足が止まりそうになる。嗚呼、彼と一緒に居たい。彼を逃がしてあげたい。そう思ってしまう。しかし逃がす訳にはいかなくて。
あわあわと内心慌て、混乱した俺はよく分からないことを口走る。

「パンツは置いてけパンツは！！」

ハッとしても時すでに遅しで、彼は走りながらもその発言にびっくりしたのか此方を向いた。
自分でも何を言っているのか分からない。しかし彼のパンツがいらないのかと言えば嘘になる。

「パンツ置いてけばいいの！？！？」
「パンツ置いてったらいいだろう！！」

しかしそんなやり取りをしている間にも撒かれてしまう。完全に見失ったところでへたりと座り込む。
一体何を言っているんだ俺は。しかもあの変態が好きだなんて。そんな訳が……。そんなことが…………。

「はあぁ……すき、かもなぁ……」

思わず顔を手で隠した。


×＿＿×＿＿×
なるべくネタっぽくならないよう頑張ってみました……！
リクエストありがとうございました！

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