ut×rd-高性能アンドロイド ページ14
鬱先生×らっだぁ(継承略)
人外(アンドロイド)ネタ注意.
俺は癒してくれるというアンドロイドを買った。その綺麗なビー玉のような青い瞳に惹かれて。
______
____
__
「らっだぁさ〜ん、デート行きません?」
そう、鬱先生が部屋の隅に座る男にへらへらと声を掛ける。すると、そのらっだぁと呼ばれた男は顔を上げ、鬱先生と目を合わせた。
「……外でたくない」
しかし笑う鬱先生とは対照的に、らっだぁは機械のように、つんとそっけない返事をした。
「え〜? わがままだなぁ。じゃあゲームでもします?」
感情が無いかのようならっだぁを振り向かせるために、鬱先生はあれやこれやと提案するが、その内、話は雑談へと切り替わる。らっだぁはもはや話を聞いて相槌を打つだけのロボットと化したが鬱先生はそれでよかった。
そのまま外が暗くなると、料理をして、ご飯を食べて、風呂に入って布団に入る。そして鬱先生とらっだぁは同じ布団についた。
すると、らっだぁが鬱先生に抱きついた。
「おっ、珍しいデレですか」
「……別に」
らっだぁも鬱先生も互いの温もりを感じながら寝るために目を閉じる。
「……体温も鼓動もあるんだね、"アンドロイドの鬱先生"」
「そらまあ……高性能ですから?」
そんな鬱先生の声を最後にらっだぁは眠りについた。
×__×__×
実はアンドロイドは鬱先生側だった、というアンドロイドと人間の小さなお話です。完全にデトロイトに影響受けましたね!
155人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らあゆ(プロフ) - gr rdめっちゃ好きです( 〃▽〃) 新しい可能性をありがとうございます("⌒∇⌒") (2022年11月18日 21時) (レス) @page21 id: 38e6987223 (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ(プロフ) - マジで泣きそうになりました…めっちゃいい話…(´;ω;`) (2021年1月23日 11時) (レス) id: d05f2c127c (このIDを非表示/違反報告)
空白 - あこさん、説明文のところにヒントが書いてありますよ。 (2020年8月17日 17時) (レス) id: bbf6d7ca74 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - めっちゃ好きです() 特にgrrdが() そしてRのやつのパスワードが分からない( (2020年8月17日 17時) (レス) id: 0ebf5613e7 (このIDを非表示/違反報告)
コンポテ - 頑張ってください!応援してます! (2020年8月1日 12時) (レス) id: 3b04c7d06d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ