sha×rd−夢のような夕暮れ時 ページ12
空白様からのリクエスト
シャオロン×らっだぁ(継承略)
学パロ注意.
しなやかな体のライン、宙にふわりと舞う髪、きらりと光る瞳とつるりとした白い肌。思わず見とれて釘付けになってしまう。
「おーいシャオローン！ いつまでボール取りに言ってんだー！」
「あ、はーい！ 今行きまーす！」
先輩に呼ばれて、テニスコートから目を離して先輩の元へ走って行った。
今は部活動の時間である。そして野球部が活動している校庭の横にはテニスコートがあるのだ。そこにはテニス部とバドミントン部が居る。俺が見てたのは、バド部のらっだぁさんである。
俺は、彼に恋愛的な好意を抱いていているのだ。男が、男に。
同性愛が、この俺の恋愛が成就することは、この社会ではほぼ無いなんて分かっている。
それでも俺は、どうしても想いを伝えたかった。だから、
「らっだぁさん、好きです。付き合ってください」
部活が終わった夕暮れ時の、二人きりの自転車置き場。ありきたりな台詞。男が男に告白など、フラれに行くようなものだ。しかし例えそうだとしても、想いをこのままにできなかったのだ。
「え、と……ほんとに？」
ぽかんとした顔でそう言ってくるらっだぁさん。俺はそれにこくりと頷いて目を合わせた。さあ、フラれる準備はいつでもできた。ここでケジメをつけさせてくれ。そう心を固め、少しうつむく。
そしてらっだぁさんはゆっくりと息を吸った。そして＿＿
「俺も、すき……です。よろしくお願いします……！」
「……え？」
次にぽかんとした顔になったのは俺の方だった。おもわず顔を上げると、らっだぁさんの表情は青い瞳をうるうるとさせ、口角がくっと上がっていた。その嬉し泣きのような表情が信じられなくて。
すると、らっだぁさんはぱっと抱きついてきた。
「やった、ぁ……っ、うれ、しい、うれしいよ、しゃおさん」
そう言って、泣きじゃくりながら俺の名前を何度も何度も呼んでくれた。
「……ほんま、夢みたいやな」
「ふへへ、おれも」
そう言って、夕日に照らされ二人してへらりと笑った。
×＿＿×＿＿×
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らあゆ(プロフ) - gr rdめっちゃ好きです( 〃▽〃) 新しい可能性をありがとうございます("⌒∇⌒") (2022年11月18日 21時) (
レス) @page21 id: 38e6987223 (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ(プロフ) - マジで泣きそうになりました…めっちゃいい話…(´；ω；`) (2021年1月23日 11時) (レス) id: d05f2c127c (このIDを非表示/違反報告)
空白 - あこさん、説明文のところにヒントが書いてありますよ。 (2020年8月17日 17時) (レス) id: bbf6d7ca74 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - めっちゃ好きです() 特にgrrdが() そしてRのやつのパスワードが分からない（ (2020年8月17日 17時) (レス) id: 0ebf5613e7 (このIDを非表示/違反報告)
コンポテ - 頑張ってください！応援してます！ (2020年8月1日 12時) (レス) id: 3b04c7d06d (このIDを非表示/違反報告)
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