まだまだ妹、溺愛される８ (ページ31)

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キャッチボール　１ページ31

石川慎吾side

亀井「優奈ー」

『かめしゃ！！』

「亀さん逃げへんから歩いて行ってー」

一軍に戻るとこうして会いに来てくれた優奈。

昨日の夜から泊まりでずっと一緒やねんけど、もうベッタリくっついてくるから今日は大変かもなーって覚悟しててんけど、案外アッサリしたもんで楽しそうに会う選手皆に絡みに行ってる(笑)

『しんごたん！優奈たんもやきゅーする！』

「ん、じゃーキャッチボールするかー(笑)」

『うん！よしのぶしゃんがくれたのつける！』

「、、、あの特注のグラブなｗ」

……そう、監督交代前にお疲れ様の意味を込めて花束を用意した優奈に、お返しとして特注で名前入りの小さいグローブを贈って下さった。

それ以来、フワフワのボールではあるけど少しずつ練習を始めた優奈。

『いくよー？、、、んしょっ！』

「上手い上手い！ｗ」

『わぁーい♪♪♪』

「もう一回投げてみー？」

『うん！、、、っしょー！』

「ええやんええやん！」

亀井「筋はいいな」

「一流選手の一流のプレー見てますもん(笑)」

亀井「それもそうかｗ、、、って」

『つかれたー』

「もう？！(笑)」

『おしまーい』

亀井「気分屋やなｗ」

可愛いから何でも許してしまうダメな大人ですけど何か？(笑)

『ちゃんともっててね！』

「そんなに大切やねんやったら、自分で持って下さーい(笑)」

『ちゅかれたの、、、』

亀井「意地悪な慎吾の代わりに亀さんが持ったるよー(笑)」

『ほんとぉー？！』

「大人怖いわぁ(笑)」

亀井「にしても由伸さんも甘いなｗ」

「ゲロ甘でしょｗｗｗ」

亀井「まぁ気持ちは分かるわ」

サイズが変わる頃には新しいのが届く気がして怖いって雄也さんは言うてたけど、強ち外れてもないと思うのは気のせいじゃないかな(笑)

将来本格的にキャッチボールとかするようになったら、うるさい人らいっぱいやろなーｗ

(続く)