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引き続き上沢直之side
甘えてすすり泣く優奈を連れてシャワールームに。
鍵さんが着替えを取りに行ってくれたから、優奈の服を脱がせてシャワーで流す。
『ひっく、、、ひっく、、、(泣)』
「さっき皆に声かけてたの、トイレ行きたかったから?(苦笑)」
『、、っく、、、、っつ、、(こくん)』
「そっか。気付いてやれなくてごめんな」
『、、、いしょがしー、、、めんねぇ、(泣)』
‘忙しいのにごめん’
そんな風に頼れない空気作っちゃってたな。
「俺らが忙しいから自分でやろうって思った、?」
『…(こくん)、、、でも、できなかったぁー、(泣)』
4歳の子どもに出来る限界があるのに…。
本当はそれを大人がフォローしなきゃいけねぇのにな、、、
鍵谷「1人でチャレンジしようとして偉いじゃん♪」
『、できなかったのに、、、?(泣)』
鍵谷「うん。確かに上手く行かなかったけど、頑張ったことに違いないじゃん!凄いよ!」
綺麗になった優奈をフワフワのタオルで包んで抱き上げ、目線を合わせ褒める。
鍵谷「今回は俺らが悪かった。優奈はちゃんと言おうとしてたもんね。ごめんね」
「俺も声かけてやれなくてごめんな、」
『、、、(ふるふる)、』
鍵谷「でもトイレは危ないから、誰にも言わないで一人で来ちゃダメだよ」
「今度からは傍で見ててやるから、一緒に来ような」
『、、、ぁぃ』
ほんとに危ないから怪我とかなくて良かったわ。
出会ったころより甘えられるようになったとはいえ、根っからの気ぃ遣いだからな。
もっと遠慮なく何でも言える環境を整えてやらないと。
これからも上手く行かなくてすれ違うこともあるだろうけど、その都度解決していこうな。
end
あとがき
うーん、、、
難しいですね。
ではまたー。
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作者名:タケット | 作成日時:2019年3月21日 18時