まだまだ妹、溺愛される８

トイレ　1 ページ21

上沢直之side




『、っはるく』



遥輝「んー？あ、ちょっと待っててなー」



『、あい、、、みゃーしゃ、』



宮西「あー、、、ごめん(汗)すぐ戻るからちょい待って、」



『んーん。らいじょーぶー』




試合前の取材対応に追われる選手とスタッフ。



いつもならこんな時は静かに裏で遊んでるのに、今日は珍しく色んな選手に話しかけてる優奈。



皆ゆっくり相手をしたいのは山々だけど、どうしても仕事優先になってしまい、後回しにされてる。



かく言う俺自身も練習しつつの観察なんだけどね(苦笑)



少し気になり声を掛けようとしたら、タイミング悪く俺も呼ばれてしまった。




何にもなきゃいいんだけど、、、。




(※side変わります)
sideなし




忙しそうなのは見てて分かったけど、頑張って何かを伝えようとしていた優奈ちゃん。



『、、、ちとりで、でちるもん、、』



、、、？？



はて、1人で何をするつもりなのでしょうか？





バタバタ慌ただしいスタッフさんに気付かれることなく辿り着いたのはお手洗い。




いつもは誰かと一緒に入るトイレに勇気を出して一人でやって来たようです。




補助便座のないトイレ、、、大丈夫かな？




『、、、こぁぃ、、、！こあくないもん、』




もじもじしながらも何とか下着は下ろしたけど、ここで大問題が！





『、とどかないぃ、、、(泣)』




小さい優奈ちゃんは踏み台がないと便座に座れない、、、。




『、うぅー、、、(泣)』




泣きながらも一生懸命座ろうとしますが、、、





『、、、でちゃったぁー、、(泣)』




上手く行かず漏らしてしまいました。




忙しい選手に迷惑を掛けたくない一心で頑張るつもりが失敗してしまい悔しさと申し訳なさでいっぱいの模様、、、。



泣きながら背伸びしてトイレットペーパーを千切り、掃除しようとしています。



そんな所に、、、




(続く)

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