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遥くんとゆったり朝 ページ46

西川遥輝side



「、、んー、、、っ!」



………ふぅ、。



『、、んぅ、?、、、はー、、、く、』



「ごめん、ごめ、、、もうちょっと寝てて、えーよー、」




そう言うと、もぞもぞ動き横で寝る俺の胸元に擦り寄り、ガッチリしがみ付いて二度寝し始めた(笑)



昨日は久しぶりに優奈が遠征先に遊びに来てくれて、一緒にお泊りしてた。



けどホンマに久しぶりやから、ついついいつもの一人で寝てる感覚で寝てしまってて、、、。



違和感で目覚めた寝起きのぼんやりしてた世界から一瞬で飛び起きた。



でも人間の染みついた習慣っていうのは恐ろしいもので、無意識に優奈を抱きしめて寝てた(笑)



どんなけ好きやねんって自分でも笑ってまうw



そんなことを考えながらみた時計は7時を指していて。




ナイターやからもう暫く寝れるのに、俺はもう暫く久しぶりのこの温もりと、無防備な寝顔を満喫したかった。




瞑ってても分かるパッチリ大きな目に綺麗な二重の線。



真っ白で肌理の細かいツルツルの肌。



今にも落っこちそうな頬っぺた。



スッと通った鼻筋に、形の良い唇。



そんな唇な端から零れる涎(笑)




もう全部が愛おしい。



俺のタンクトップを握る小さな手が優奈が信頼してくれてるみたいで嬉しくて暖かい気持ちになる。



俺の全身全霊でこの子を守らないとって。




上を目指して厳しくしんどい日常、上手く切り替えられなくてホテルや家に帰っても西川遥輝という野球選手の日もある。



でもそんな俺を一瞬で一人の人間としての西川遥輝に戻してくれる優奈。



こうして腕の中に入れて、一晩寝るだけで擦り切れそうだった俺の心を正常に戻してくれた。



もう一眠りして次に起きた時はもういつもの西川遥輝になるから、、、。





「もうちょっとだけ、遥君を癒してなー?」




ふにゃ、っと笑ってくれた気がした―――――。



end


あとがき

放置してしまってすみません(汗)

パソコンを持って行かなかったので、更新できませんでした(´;ω;`)

また時間見つけて頑張ります!

久しぶりの遥輝オンリー!

いつの間にかファイターズの顔の一人になった遥輝。

いろんな葛藤中で頑張ってくれてると思うと、私も頑張ろうと思えます(^^♪

最後の最後まで頑張れー!


ではまたー。

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作者名:タケット | 作成日時:2018年7月12日 22時

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