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谷口雄也side



『……にぃにー?、、ゆうなたん、、、はしっちゃ、めぇー、、ね、?』


「…そうや、な。 走ったらアカンな、。」


『、、ちょうちょしゃん、、いーねぇー??』


「………優奈、、、」




自分の羽で自由に色んな所に行ける蝶。


誰かの監視下にいないと思いのままに外に出る事さえままならん優奈…。



たった4歳の子どもの心の叫びが切なくて…。



「ママたちのお家帰りたい、?」

『んー、、、にぃにー、と、、、かえ、りたい、、、、、ヒック、、、(泣)』



……ビックリした。


正直あんなに嫌な思いいっぱいしたから、俺と一緒はもう…って思ってたから、。



「にぃに、と?」

『(こくん)、、かえり、たいー(泣)』




…そっか、、、こんなに泣いてまで俺を求めてくれてるなら、俺がすべきことは一つやんな。


「にぃに、先生とお話してちょっとでも早く帰れるようにお願いしてみるから、もうちょっと頑張れる?」


『、にーにと、かえる、?」


「うん。にぃにのお家帰ろ♪」



優奈のためと思って離れることを選んだけど、それは間違いやったんかもしれん。


自惚れかもしらんけど、余計にストレスになって落ち着いていた喘息がひどくなったんかもな。



ずっとこのままは無理やけど、もう暫く一緒でもいいかな…?




この日の夜、両親に話したら同じことを思ってたらしくて、悩みながらも理解してくれた。



今日のこの選択が間違いじゃなかったと思えるように、、また優奈と歩いて行こう。



俺自身もまた一軍で活躍出来る様に、一層邁進していこう。



end


あとがき

ホンマは退院させるにあたって、オリキャラのシッターさんとかも出してーと思って書き進めてたけど、収拾つかなくなったので大幅に書き直しました。

そしたら今度は中身が空っぽになるっていうwww

どうも一年以上やっても技術が向上しないようです(笑)

それに実は執筆したのはまだ肌寒かった頃なので内容に違和感ありますw

ストックを全て放出したら、退院させよう、って思ってたらこんなに時が過ぎてしまってたっていうw

まぁこれからも行き当たりばったりで頑張りまーす(笑)

ではまた。

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作者名:タケット | 作成日時:2018年7月12日 22時

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