投手達と 1 ページ2
増井浩俊side
『ちゃい!』
「自転車って言おうか(笑)」
宮西「皆がチャリっていうからもう訂正不可になったしもて、この前雄也にも怒られたから怒らんとってー」
これだから、宮に任せらんないんだよねー。
まぁどうせ言っても聞かないしいいんだけどさー。
まだ運動制限のある優奈を補助用のハンドルがついた三輪車に乗せ後ろから押してグラウンドに出る。
『ほあー、、、♪』
「嬉しそーw」
宮西「ずっと来たかったもんな、嬉しいよなー(笑)」
外野に着いて、三輪車から降ろし保護ネット裏へ。
菅野「優奈ちゃん」
『ともくん!』
山崎康「僕もいるよー♪」
『やまーしゅっ!』
上原「俺も入れてや(笑)」
『……』
上原「…あれ、?人見知りする感じなん?」
宮西「?!あ、はい、。あんまり初対面の人は得意じゃないです」
上原「皆そんなに固くならんとってや(苦笑)やりにくいやんw」
菅野「いや、無理だと思いますよ(笑)」
上原「選手同士仲良くやろうやw ところでこの子って勇人が会いたがってた子やろ?」
菅野「そうです。可愛いでしょ(笑)」
上原「うん、確かに可愛いなー。名前何ていうん?」
『……にぐ、ち、、、ゆうな、、、しゅ』
上原「優奈ちゃん? おっちゃんとも仲良くしてくれる?」
『……』
めっちゃ考えてる(苦笑)
『、うん』
上原「おっしゃ(笑) 可愛い友達彼女出来たわー♪(笑)抱っこしたろかー?」
『、あい!、、っこー!』
何て贅沢な子(笑)
それに何より智之以外、俺も含めて凍り付いてるって(苦笑)
菅野「独り占めしないでくださいよー(笑)」
上原「めっちゃ可愛いやんw ジャイアンツに連れて帰ろうや(笑)」
菅野「俺らも何回も考えましたけど、何せ兄貴が強敵で…w」
上原「兄ちゃん、好きー?」
『らいしゅきー♡♡♡』
上原「これは勝てんなw」
流石は子持ちのお父さんで病状を説明しただけで大体を察してくれて興奮させないように落ち着いた話し方で遊んでくれる上原さんにすぐに懐いた優奈。
スタッフに呼ばれるまで遊んで下さった。
宮西「…緊張したー、、、」
「俺らもだけどほとんどの若手はカチンコチンだったもんねw」
菅野「僕も最初は緊張しましたけど、優しい方なのですぐに普通になりますよw」
(続く)
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作者名:タケット | 作成日時:2018年7月12日 22時