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シゲとお泊り 1 ページ38

重岡大毅side


『しー、、ちゃ、ぁー、、、(泣)』


「…寂しいなぁー(お尻ポンポン)」



どうしても帰らないとアカン雄也のおかんと、遠征で付き添えない雄也の代わりに白羽の矢が立ったのが明日がオフの俺(笑)


ロケ続きで中々会えてなかったからと思って雄也に連絡したら、めっちゃ申し訳なさそうに予定を聞いてきたからどうしたんかと思えば…。


いつもお世話になってるし、俺もAに忘れられんようにしっかり遊びたかったから丁度いいと、付き添い役を引き受けた。



…んやけど、、、やっぱり寂しくなってしまったらしく泣き始めてしもた。


可哀想やけど仕方ない事やから抱き上げて落ち着くように軽く揺らしながら病室内をゆっくり歩く。


『、ひっく、、、ひっく、、、(泣)』




「−、空を見上げて 流れる雲と、自分自身 重ね合う僕らー、、、」


なんとなくやけど、今のAに歌ってあげたくなった。



「共に目指した輝く未来、忘れないで君と笑顔でいよう、」


『(きゅ、、、ぎゅーっ)』



一番を歌い終えるころには泣き止み、俺の胸に耳を当て目を閉じてふわふわ聞いてくれていた。




『Aたんねー、しーちゃの、おうた、しゅきー、、、』


「ありがとーw」



最近シゲちゃんから しーちゃん に変わってるんやけど初めて呼ばれるあだ名やし可愛いからひっそりキュンキュンしてるのは俺だけの秘密(笑)



(続く)

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作者名:タケット | 作成日時:2018年5月2日 20時

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