白鉛筆に切って貰いましょう 1 ページ21
桐山照史side
雄也「ホンマにいいんかな?(汗)」
金内「全然大丈夫ですよ!僕の方こそ、子どもさんのカットの経験あんまりないから、いいんですか?って思ってます(笑)」
「めっちゃ良い奴やから安心して任せて大丈夫やって(笑)」
申し訳なさそうに遠慮しまくる雄也を上手く丸め込んだ(笑)
この前久しぶりに柊真に髪の毛切って貰ってんけど、その時にAの話をしたら会ってみたいっていうから、ちゃんと雄也に許可をとって、今日2人で遊びにきた。
んやけどビビっと閃いてしまった俺が、せっかく遊びに行くしAの体調さえ大丈夫そうなら髪の毛切ってあげて欲しいってお願いした(笑)
入院が長引いて伸びっぱなしになってたしな〜。
いや、長いのもめっちゃ可愛いんやで♡
やけどもう少し短い方が過ごしやすくないかなーと思ってさ。
「Aー、髪の毛チョキチョキせーへん?」
『やーの!』
金内「え?!(笑)」
雄也「wwwwwwちなみにハサミが耳元で動くのが嫌なんか、めっちゃ大変ですよ?(笑)」
「あ、そうなん?(笑) 柊真無理そう?」
金内「…いや、無理とか出来ないとか嫌いなんで!w …挑戦させて貰えますか?」
雄也「お願いしたいです♪」
柊真のこういう所昔から変わってなくて好きやわ(笑)
柊真が雄也にどんな風にするか話してるのを横目に、お気に入りのタオルで頭を隠してるAに近づくw
「照君が抱っこしといたるから、可愛くして貰わん?」
『……かぁーいの、?』
「うん、この兄ちゃん金内柊真っていうんやけど、おれらの仲間でなー。楽しくて優しい兄ちゃんやし、可愛くしてくれるからチョキチョキ頑張ってみーへん?」
『……ばる、』
「よしっ♪そんないい子にはチューしたろー♡♡♡」
『わぁー♪♪♪』
てるてる坊主みたいなAも可愛いかったけど、これでとりあえずスタートラインには立ったな(笑)
(続く
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作者名:タケット | 作成日時:2018年5月2日 20時