妹、溺愛される ２

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引き続き中田翔side

優奈は俺の匂いについて力説し、その後も首に抱き着いて離れない(笑)


娘2人はもちろん大切な宝物で可愛いけど、優奈はまた全然違う可愛さで、どちらも守ってあげないといけないという気持ちは同じ。


今まで優奈に欲しい物を聞いて、物の名前が出たことはないし、我慢出来るうちはなるべく辛抱しようとするし…、子どもらしさがなくて、危うさを感じる時もある。


だから皆で見守り育てて行こうと決めた。


アカン事したら怒るし、いい事したら褒める。


プロ野球は必要とされてなんぼの世界、毎年チームメイトも替わる。

自分自身もこの先どうなるかなんて分からん。

やけどどんな道に進もうと、大切なものは大切にして守って行けばいい。


優奈もいつまでこんな風に甘えてくれるか分からんし、今のうちに堪能しとかなアカンしな(笑)


『しょうしゃん、ゆうなとねんねしよー？』


「眠たいん？抱っこしといたるから寝んねしていいで〜」


『やら〜、いっちょにねんねしゅるのー』


「一緒〜？(笑) 嘘嘘、いいで、寝よか〜」


優奈用のブランケットと仮眠用の毛布を持って日の当たる窓際にマットを広げ寝ることにした。


俺の方を向いて口を開けて寝てる優奈の顔をみて温かい気持ちになり、暫く眺めた後、俺も寝ることにした。



皆が優奈のお父さんでお母さんでお兄ちゃんで家族やで。

それだけは何時までも忘れんとってや。

end

あとがき
紫苑様リクエストありがとうございました！

甘えてさせるはずが、翔さんの優奈ちゃんに対する気持ち、みたいになってしまいました(汗)
実力不足で申し訳ない(＞＜)

こんな作者を見捨てずに、これからもよろしくお願いします(´; ロ ;`)

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