妹、溺愛される ２

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引き続き西川遥輝side

練習が始まり裏方さんに預けたが、少し目を離した隙に居なくなってしまったと、慌てて言いにきた。


大事に出来ないからと、雄也と手の空いてた選手とスタッフ、何人かで捜しに行った。


曲がり角で雄也と一緒になった瞬間に少し離れた所から泣き声が聞こえてきた。


「何か聞こえへん？」


雄也「……優奈や！優奈ー、どこー？」


『にー！ でーにゃいのー(泣)』


名前を呼びながら走り出すと傍のドアから声が聞こえてきたので、急いで開けたら、ドアの前で泣いていた。


雄也「優奈！よかったー…」


「ほんまに良かったわ、皆に連絡するわ」


雄也「ありがとう。優奈何でこんなことに居たん？」


『…ック、…ック、にー、ないない、』


話を聞いてみたら、どうやら初めての場所で知らん人と2人で怖くて、雄也を探しに出て、ドアが開いていたこの部屋に入ったけど、誰かが気付かずに閉めてしまったけど、ドアノブに手が届かず閉じ込められてしまったらしい。


雄也「恐かったなー、、ごめんな…」


「でも、優奈ちゃんが無事で良かったわ」


雄也「練習中やのにほんまにごめんな」


「皆会えるの楽しみにしてたんやで？皆好きでやるんやからごめんよりありがとうの方が良いわ」


雄也「……ありがとう」


結局この出来事があってから、試合中以外は選手で見る様になって、グラウンドの至るところに優奈が危なくないようにネットが張られるようになった。



例え恐かったとは言え、約束を破ったことは怒るべきやと言う宮さんの指導で、雄也は優奈を初めて怒った。


悪いことやと理解したのか、“ごーね”って謝っていた。
(すかさず宮さんがフォローして謝れたことを褒めたりして、自分の地位を上げていたのには皆苦笑いやったw)




てか俺sideで振り返ってるけど、この話のサブメイン宮さんじゃない？(笑)


あの人美味しい所全部持って行ったでw




結局その後も特定の選手しか仲良くなれず、俺もまぁまぁ時間掛かったけど、その話はまた追々……

end

あとがき
もっと切ない系のを書く予定やったけど、まだ言葉も理解力もかなり拙いと思ったので、敢えてこのぐらいの軽さにしました。

今後もたまに過去の話を挟んで行けたらいいなと思います(^^)

では、次もお楽しみ下さいm(__)m

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