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身体の震えが止まらない 1 ページ8

谷口雄也side
(※ページ毎にsideが変わるのでしっかり確認お願いします)


雄也「…またか、」

『にぃに?』

雄也「あ、何もないでー(ニコ)ご飯食べて練習行こか」

『?あーい』


…優奈に気付かれる訳にはいかん。



数日前から寮の俺宛に変な郵便物が届くようになった。


初めは“好きです”とだけが書かれたものやったけど、今では“独り占めは許さない”とか、優奈と映っている写真まで同封されるようになった。


こんな事初めてで誰にも相談も出来ないままここまで来てしまった。


とりあえずその手紙を机の引出しになおして、食堂へと向かった。


遥輝「おはよー」

雄也「おはよー」

『はよーっしゅ』

卓也「オッサンみたいな挨拶やな(笑)」

雄也「最近言葉遣い荒くなってきてんの気になってるんですよねー(苦笑)」

遥輝「どんな優奈も可愛いからいいやん♪」

「「はぁ…(笑)」」


誰かと一緒のこの時間はホンマに安心する…。


あの手紙は誰がどんな意図で俺に送り付けてるんやろう。


俺はまだしも優奈に何もないようにしっかり見とかなあかんな。



遥輝「雄也!!おいって!」

雄也「、あ、え、何?」

遥輝「体調悪いん?顔色よくないけど」

雄也「いや、元気(笑)ボーっとしてただけー」

遥輝「…ならいいんやけど、」

卓也「……」



あかん、あかん、怪しまれへんようにちゃんとしとかなな。


(続く)

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作者名:タケット | 作成日時:2018年1月20日 23時

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