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中村晃side


「気を使わないで下さい(苦笑)」

雄也母「でも…」

「明日移動なしの移動日でゆっくりなので、久しぶりに優奈とゆっくりさせて貰えませんか?(ニコ) お母さんもずっと付き添ってて疲れたでしょう?一度戻ってゆっくり寝てきて下さい」



さっきも言った通り明日はゆっくり出来るから久しぶりに入院中の優奈に会いに来たんだけど、疲れた顔のお母さんが気になってしまったので交代を打診した。


でも遠慮してたみたいなんだけど、最後の一言で頼る事を選んで下さって、何かあったらいつでも連絡する事を約束して帰っていった。


そんな中優奈はよく寝てる…(笑)



昨日雄也から聞いた話だと良くなったり悪くなったりを繰り返しているらしく、なかなか退院の話が出ないらしい。


それに今もだけど日によっては鼻に酸素のチューブを付けていることもあるらしい。


(ノック音)

「はーい」

??「こんにちはー」

「智之と誠司じゃん」

小林「晃やん(笑)」

菅野「あれ?なんで晃なの?」



疑問だらけの2人に現状を説明し終わる頃優奈が起きた。


『、ふぇーん、泣』

「んー、起っきしたの?俺だよー、分かるー?」

『ひっく、、、あきりゃく、、?泣』

「そうそう(笑)良く寝てたなー(笑)」

『、、あいっ、、、っく、、』

小林「俺らも居るでー♪」

菅野「久しぶりー♪」

『ともっく、、しぇじく、!』


俺に向かって両手を伸ばす優奈を繋がれた様々なチューブに注意しながら抱き上げた。


菅野「そうだ!勇人さんから預かり物してんだ。、はいこれどうぞ」

『はーとしゃ?』

小林「うん、開けて見よ?」

『(ごそごそ)、、ひょこたん!』

「へぇー、こんなに可愛い加湿器あるんだ(笑)」

菅野「勇人さんにしてはよく考えてる…」

「いや、先輩(笑)」

小林「いいねん、勇人さんと智之いつもこんなんやから(笑)晃とギータさんみたいなもんやって」

「なるほどな(笑)ならいいか」


(続く)

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作者名:タケット | 作成日時:2018年1月20日 23時

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