真っ白になる頭 1 ページ30
堀瑞輝side
『みじゅきたーん♡』
「?? っ!危ないっ!!!」
『?、?!、、、、(ドンッ)』
「優奈ちゃんっ!!!、だ、誰かーっ!」
高梨「?瑞輝ー?どうかしたのー、優奈?!」
「、高梨さんっ、、優奈ちゃんがっ、、」
高梨「落ちたの?!おいっ、揺らすな!」
「、はっ、、、」
高梨「そっと下ろして、ドクターかトレーナー呼んで来れる?」
「、はっはい!」
頭は真っ白で訳が分からなかったけど、脚だけはこれ以上ない速さで動いてた。
いつもならすぐにスタッフとすれ違うのに、今日に限ってスタッフは疎か選手さえもすれ違わない。
?「…瑞輝?」
「!!稲葉さんっ!泣」
稲葉「何泣いてんだよー、落ち着けって。どうかしたか?」
「、優奈、優奈ちゃんが、!か、階段、落ちてっ!助け、」
稲葉「?!優奈は?!無事か?!」
「っ高梨さん、ドクター呼んでって、ハァ、、」
稲葉「っっっ、、、あっ!近ちゃんっ!至急ドクターを1階入り口の階段まで連れてきて!!」
近藤「??」
稲葉「早くっ!!!」
近藤「っはい、!」
稲葉「瑞輝っ、落ち着け、とりあえず戻ろう!」
「(コクン)」
稲葉さんに支えられるようにして優奈ちゃんの元へとまた足を動かした。
(続く)
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作者名:タケット | 作成日時:2018年1月20日 23時