妹、溺愛される １６

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引き続き西川遥輝side


次の日雄也は皆にも伝えた。


皆が悲しみ雄也にどうにかならないのかと詰め寄った。


皆がどんなに嘆いても雄也は笑顔でお礼を言うてた。


流石に助け舟を出そうかと声をかけようとしたら、


宮西「…お前らいい加減にせぇよ、」

「「「「「………」」」」」

宮西「雄也やって好き勝手で決めたんとちゃうねん！優奈にとっての最善を考えて悩んで出した答えやろ？！なら俺らがすべき事はこうやって雄也に詰め寄る事ちゃうやろ！」

大野「今回の事誰が1番が苦しいと思う？…雄也はこのあと優奈にも話さないとダメなんだよ。自分と、俺らと離れるっていう話をしないとダメなの」

田中賢「一生の別れじゃないんだから。会いたければご両親に伝えて会いに行けばいい。試合にだって招待すれば都合が付けば見に来てくれるだろうし」

宮西「…皆で優奈の幸せを願わんか？」


ミヤさんの最後の一言でその場の空気が変わった。


皆寂しくて嘆いてしまったけど、優奈に誰よりも幸せになって欲しい気持ちは一緒で…。


…優奈？お前こんなにいっぱい強い味方居るねんで(笑)


ずっとそばで兄妹を見てきたけど、何かを乗り越える度に強くなっていく絆に、何回も勇気貰ってんで？


皆がこの先この決断が正しかったって思えるような道を一緒に歩もな。


優奈、、、絶対試合見に来てな！

俺かって会いたくなったら会いに行くからな！

それにな、泣かされたり嫌なことあったらすぐに飛んでいって助けたるからな、！


(続く)

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