妹、溺愛される １６

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西川遥輝side


珍しく雄也からサシで飯に誘われた。


「「カンパーイ！！」」


普段そんなに量を飲まへん雄也が、かなりのピッチで飲み進めるを見てて、何かあったんやって悟った。


とりあえず明日はオフのつもりやって言うてたし、優奈は寮生に預けてるから飲みたいだけ飲ませておくことにした。


暫くたったころ、、、


雄也「……なぁ、」

「ん？」

雄也「タイムリミットやってさ、」

「？？何の？」

雄也「父さん達帰国するんやって、」

「、うん」

雄也「で、優奈も一緒にまた実家で暮らすって、、」

「！！」

雄也「…父さんが言うててんけどな、今は良くても小学生になったら毎日学校があって、、全国を飛び回る俺では確かに面倒見てあげれんねんよな。優奈の幸せの為に離れる時が来たみたいやわ(苦笑)」

「…そっか、、、寂しくなるなぁ、、」

雄也「、勝手に決めたのに怒らんの、？」

「何を怒るねん(笑) 雄也も悩んで決めたんやろ？ 考えるべきは優奈の幸せやねんから、一時の感情に左右されんと決断したお前はすごいと思うで」

雄也「……最初に遥輝に話して良かったわ、」


…こんなに悩んで決めた雄也の何を責めるねんな(苦笑)


(続く)

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