妹、溺愛される １４

なっしーとの夜 1 ページ48

蒼暉様リクエスト


高梨裕稔side


もうシーズンも終盤に突入した9月の半ば過ぎ………


チームは野球とは違う問題に悩まされていた、、、。


『、zzZ』


宮西「…寝たか？」

「はい(苦笑)」

増井「…夜泣きで本人睡眠不足なのに、お昼寝もしようもしないもんね(苦笑)」

鍵谷「昨日預かってくれてた城石さんもやっぱり何回か泣きながら起きてたって言ってましたからね、」

「優奈も辛いでしょうしね…」

宮西「マックさんが選手は身体が資本だから、夜泣きが酷い間はコーチが面倒みるって言うてくれたんやけど……」

鍵谷「シーズンもここまであんなに優奈に支えて貰ったのにここで見捨てるなんて…、出来ません、、」

「ですよね。僕もそう思いました」

宮西「俺も含めて皆そう思ってるから心配すんな(笑) マックさんにもそう伝えたら、何かあったらいつでも頼ってこいよって」

増井「…俺らは優奈の夜泣きに付き合うのは全然構わないけど、優奈を思うと解決してあげたいよね」

「俺は昨日先発でまだ暫く投げないので、明日寝不足でも全然支障はないので、今日の夜はゆっくり過ごしてみます」

鍵谷「厚さんがいつでも電話出れるようにしとくからなんかあったら掛けてこいよって」

「わかりました」



こんな会話がされていた今日の昼。


このままだと身体に限界がきてしまうので、最初の頃に使ってたおしゃぶりを気休め程度にでもなればいいと引っ張り出してきたほど…。


そんな状態で俺がどうにかする、何て烏滸がましいことは言えないけど、少しでも優奈が辛いことから解放されるといいな。


(続く)

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