妹、溺愛される １1

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引き上げて石川直也side

(ガチャッ)

「「「「「優奈(ちゃん)！！！」」」」」

『っ、、、っ、、、(泣)』

「裏の椅子の下にいました(苦笑)」

大野「見つかって良かった、、」

遥輝「…雷アカンあったの忘れとったわ(苦笑)」


(ゴロゴローッ！！)

『っうわーーーんっ、っ、(泣)』

「大丈夫、大丈夫。皆いるよー、(トントン)」

『えっぐ、、、っく、、(泣)』

岡「…！アレだ！」

「「「「「？？」」」」」


雷がかなり近くまで来ているようで、地響きがするほど、比例して優奈ちゃんの震えも大きくなってきた。

そんな中何かを閃いた岡さんが、優奈ちゃん用のスーツケースを開いてゴソゴソしている。


岡「あった！優奈ちゃん、これ付けてみな？」

『うえーんっ(泣)、、、っ、、、、、』


「「「「「！ヘッドホン！！」」」」」

岡「この前鎌ヶ谷で快適に過ごしてたって鍵さんから聞いてた思い出して、(水原)一平さんからのプレゼントらしいです」

遥輝「一平さんナイス！！」

水原「まさかこんな風に役立つとは思わなかったけど、良かったよ(ニコッ)」

遥輝「大分落ち着きましたね」


岡「後はこれをー、っと」

『(クンクン)、、ふにゃぁ(ニコ)』

「「「「「笑ってる！(驚)」」」」」


岡「雄也のパーカーですよ(苦笑)」

増井「やっぱりお兄ちゃんか(笑)」

岡「鍵さんから雄也の香水と一緒に渡されてたんですよ」

卓也「、香水か！」

岡「やっぱり雄也の匂いって安心するみたいですね(笑)」

『…♪♪』


田中賢「さっきまでが嘘みてーだな(笑)」



ヘッドホンと雄也さんの匂いで完全に落ち着いた優奈ちゃんは、僕の腕の中でニコニコしてる(笑)


雄也さんには全然敵わないけど、僕らだって優奈ちゃんを怖いものから守るから。


これからもいっぱい甘えてね。

end

あとがき

雨でもないしノーゲームにもなってないけど、少し前に書いてたので更新してみました(笑)

少し前に登場した安心アイテム登場(笑)

ではまた次回作で！

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