青春ソルトスプラッシュ!! (ページ11)

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【第10話】不審者ページ11

翌朝、何事もなかったかのように学校へ行った。

先生｢何か、報告することはないか？｣

と言うと、女の子が手を挙げた。

イチ｢昨日の〇時〇分に不審者が現れました。ここの塩中の生徒が襲われましたが、見た様子ではビンタ一発でやられるようです。｣

その瞬間、私だ、と思った。
けど……

(あれ、虫潰しただけでビンタじゃないんだけどなぁ…)

と思った

モブ(あ…昨日のことかな。Aさんにまた聞いてみよう。)

あれ、視線感じる…モブくんがこっち見てる…
えっ、なんか悪いことしたっけ…？
ま、いーや、後で聞こー

-ホームルーム終わり-

『モーブーくーn…』

モブ｢Aさん、米里さんの言ってたあれって、Aさんだよね？｣

『…えっ？なんで知ってるの？』

私は驚いた。だから私のほうを見たのか…！

モブ｢実は、昨日皆で見ちゃったんだ、アンタが不審者思いっきりしばくところ。｣

『えっと…あの…あれね、虫いたからしばいただけなの…』

というと、モブくんはびっくりしたように

モブ｢えっ…｣

と言った。心の声がなんとなく分かった。あれでしばいた…？と思われただろうね…

モブ｢とにかく、その後に何にもなかった？｣

と焦った様子で話した。

『大丈夫だよw走って帰ったしwあ、｢覚えてろ｣って言われたかな…。ま、大丈夫っしょ！あれで倒れるくらいだし！ね！w』

モブくんの顔がすこしムッとした顔になったが、すぐにいつもの顔に戻って言った。

モブ｢気をつけてね、そいつ危ないかも…｣

私はそんな訳ない、と笑いながら授業を始めるチャイムが鳴った。

大丈夫だよ、ね…
また現れたら殴るし←