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お先に失礼します、と部署の人に声をかけてから嫌嫌ながら先輩と一緒にビルを出ればスマホを触って待っているばにを見つけた。
「ばに！」
声をかければその視線がこちらを向く。
「先輩、私の彼氏です。これで本当だって信じてくれますよね？」
ばにの隣に駆け寄り、先輩に向かって言う。ちゃっかり腕を絡めておくのも忘れない。
「……へぇ」
流石の先輩もイマジナリー彼氏でもなんでもなくちゃんと現実に彼氏が存在することがわかったからか眉間に皺を寄せていた。ばには当たり前だけれど居心地悪そうにしている。ごめんね、今度何か奢るから！
「では、そういうことなので！お疲れ様です！」
「待ってよ」
さっさとばにと一緒に帰ろうとしたけれど先輩の手が乱暴に私の腕を掴み、阻まれる。
「いっ、」
「Aちゃん、本当にそいつ彼氏なの？」
「え？」
「だって今までそんな素振り全く無かったじゃん」
「いや、ずっと彼氏いるって言ってましたよ」
「でも口だけならなんとでも言えるよね？」
話が通じないくせに随分勘がいい。えぇその通りですよ、私が巻き込んで今日だけ彼氏してもらってますよ、と自傷気味に心の中で笑う。というか掴む力強すぎませんか？痛いんですけど。
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たす(プロフ) - ?さん» 表現の仕方が素敵だなんてとっっっても嬉しいです〜😭ありがとうございます🫶🫶のろのろ更新ではありますが頑張ります〜！ (5月1日 18時) (
レス) id: 9e8649dc81 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - たす様の書く文章の表現の仕方がとても素敵で、毎回楽しく読ませていただいています🫶🏻🫶🏻これからもお体に気を付けて更新頑張ってください〜！ (4月30日 19時) (レス) id: f6c1f6723a (このIDを非表示/違反報告)
たす(プロフ) - さんかくさん» 年下だからこその真っ直ぐで押せ押せな感じを書きたくて作った話なのでそう言って頂けて嬉しいです〜！何度も読み返していただけてるのもほんと嬉しい限りです😭😭こちらこそいつもありがとうございます…！ (3月24日 23時) (レス) id: 9e8649dc81 (このIDを非表示/違反報告)
さんかく - いけいけごーごーのdrmさんとても新鮮で鼻血でそうです(年下好き)、幾度となく読み返してるこの短編にまた新しいお話が増えて純粋に嬉しいです！今回のお話も何回も読んで噛み砕いてにやにやしたいと思います、いつもありがとうございます☺️ (3月24日 19時) (レス) @page35 id: 035bc710b7 (このIDを非表示/違反報告)
たす(プロフ) - さんかくさん» そんな風に言って頂けるなんて遅刻だろうとお誕生日話更新してよかったです…！こちらこそいつもコメントに救われてます！！今回はちょっぴり幼さの残る夢主ちゃんにしてみました😊嬉しいです、ありがとうございます！ (11月8日 23時) (レス) @page27 id: 9e8649dc81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たす | 作成日時：2023年6月18日 21時
