エリートな私にも欠点があるようで。

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Taiga side






初めてだった


　



　





その、、、「ひと目惚れ」っていうのが。





・




　

今まで好きになった人はいるけど






　

告白されて、意識するようになって、みたいな





　
言い寄られてばっかだったから・・・。






　


存在は知ってたけど




ほんとに、名前だけ、みたいな





顔なんか、全然知らなくて、





でも



目の前のことにとっても一生懸命なのが伝わってきて



で、おもしろくて






　
笑った顔が、、とてもかわいくて、、、。





　


なのに、仕事をしている姿は本当にかっこよくみえた。








・


もっとたくさん知りたいって、そう思った。




どんな声なのか、どういう風に笑うのか、、とか



そんなことだけじゃなくって






　


困ってるなら助けてあげたい、って




なにか迷ってることがあるなら背中を押してあげたい、って。





・


まだまともに話したことがあるわけでもないのに



笑えるよね。



　


でも、



いまでもこうやって




頭の中はあのひとでいっぱいで



会いたくて会いてくて仕方がなくて、、、




　




　



そんなときに目の前に現れて



なぜか俺のことを探してるみたいで



　



　


きづいたら、声をかけてた









「・・・・・あの






　


　俺に、、何か用、ですか、？」







　





　


・




でも




　
きみを直視するなんてまだ俺にはできなくって、


　


また俺は逃げるんだって


　

そんな自分に腹がたった。



　

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