ねぇ、俺のこと好きでしょ？2(ym×in)

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(in side)


ふふっ、今日はね、なにがあるかと言うと……。

文化祭なの！

俺は午前だけお仕事やって、午後は山田くんと回るんだぁ。

山田くんも一緒で午前だけお仕事。

モデルのお仕事を詰めてやったみたいだから、今日入れて4日間はお仕事お休みなんだって。

本当、学校に来れないくらい詰め詰めでお仕事してたから、倒れないか体調面が凄く心配で。

でも体調を崩す事もなく、倒れたりもしてなくて良かった。

やっぱり、か…彼氏には、元気でいてもらいたい、から…。

うぅ、山田くんが彼氏って、やっぱりまだ慣れないよ…。



｢姫、こっちに視線ください｣

｢ほぇ？ えっと…｣

｢ああっ、困り顔も美しい…｣



同じ学校の生徒だと思うけど、皆んなカメラを構えて俺に視線をくれとか、こっち向いてとか…。

ここは撮影する場所じゃないのにぃ。



山｢ちょっと、勝手に撮らない！ 撮るなら食ってけ！｣

｢食えば撮らせてくれるのか？｣

山｢ああ良いぜ？ でも、俺もセットでな｣

｢美男美女のツーショット…食べる！ メニュー！ メニューくれ！｣



俺の肩を寄せてここで食べて、ツーショットなら撮らせるとか言い出す山田くん。

えぇ…。

俺、まだ良いなんて言ってないよ？



山｢多分、他校にも出回る可能性あるから…だったら俺ら2人、写ってるのが出回ってる方が良くない？ 俺がここの高校だって世間には好評してるし大丈夫だと思うから｣

｢でもぉ…俺、いいよなんて言ってないよ…｣

山｢色んな角度からあいつらは好き邦題撮ってるからさ、それ貰おうよ。記念になると思わない？｣

｢…ぅ、うん｣



記念だなんて言われたら断れないよ。

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