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110話 朽ちる、 ページ24

.......


義勇さんがそばにいることに気づいていた.....?

ということは、私を認識した瞬間に、
少しの気配も逃さず、辺りを伺っていたんだ。

義勇さんは、気配を消すのがうまい。

なのに.......




強い、この鬼.......!









朽葉「ねぇ、柊ちゃん

私と一緒に暮らさないかい?ここで!


君は僕のそばにいていい人間さ!

.......うーん、鬼、かな?やっぱ。
ま、どっちでもいいけど。」






冨岡「.......やらん。

Aは人間だ。」








ジリジリと、空気が張りつめる。
女の子に至っては、気絶してしまいそうな程
青ざめていた。








朽葉「.......フン、お前に言ってるんじゃないよ。

そこの綺麗な女の子に言ってんの。


.......フフ、柊ちゃん、
君はまるで雪の結晶のようだね。

でもそんなにヤワじゃないのだろう?

きっと、歌も、舞も、演技も、武術も
完璧にこなしてしまうのだろう?

いいねぇいいねぇ!!

毎日が楽しそうだよ!
毎日が特別だ!!」







.......



何が、特別だ。

こんな弱い私の、何が。







.......






冨岡「.......お前、

左目をなぜ隠している。」






.......?







朽葉「.......別に、特別な理由は無いよォ。

ちょーっと不便なだけだから、隠してんの。」








.......



確かに、左目が前髪で隠れており
何も見えない。

.......まさか.......








朽葉「.......さっきみたいな不意打ちが、

私は好きなんだよね。」








.......不意打ち。
さっきの、覆いかぶさってきたやつだ。
あれは、1人ではなかなか対応できない。

私だって危なかった。








朽葉「.....まぁ、勘づいてるとは思うけど

下弦の月なんだ。


しかも、弐だよ?

少し前までただの鬼だったのにねぇ。
私に見込みがあると仰ったあのお方が
血を分けてくださった。」







.......!!!

鬼舞辻無惨がここに来た.......!?




いや、


.......それよりも

どうしよう、思ったより階級が高い。
やれるだろうか。


.......下弦の、弐.......。









朽葉「.......私ね、特別だから

特別が欲しいんだ。」








.......


さっきから特別特別うるさいな、この鬼。

隣を見ると、義勇さんもウザったそうに
朽葉という鬼をみていた。









A「.......ねぇ、


その女の子は、特別だったの?」






ビク、と
座り込んでいた女の子が肩を揺らした。

111話 君の方がよっぽど→←109話 朽葉



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tim(プロフ) - watanukiさん» そうなんですね!初めて知りました。フォローしてくれてありがとうございます笑。頑張りますね! (2019年12月19日 6時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - おかしいですね....鬼滅の刃、というキーワードを入れていれば自然とオリフラは取れるはずなんですが....。ミスなんて誰にでもありますよ!低評価なんて気にせず作者さんのペースで頑張ってください!笑 (2019年12月15日 16時) (レス) id: 35edd3665c (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - まいめろさん» 本当に手間をかけさせてしまい、申し訳ありません.......!。お祝いのお言葉、ありがとうございます、頑張りますね! (2019年12月14日 23時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - 黒井 屑さん» 指摘ありがとうございます.......!!本当にご迷惑をお掛けしました。続編も楽しんで下さいね! (2019年12月14日 23時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - うわ、本当にすみません.......。オリフラにしてた事に気づきませんでした.......。もう二度としません。 (2019年12月14日 23時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tim | 作成日時:2019年12月14日 0時

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