104話 精霊の日 ページ18
....
冨岡「...そうなのかもしれない。
ふとした時に思い出すのは
いつもお前とあいつの顔だった。
....Aを残して死ぬのはだめだ、
あいつに救われた命を無駄にするのはだめだ、
と、どこか思っていたのだろう。」
A「....うん。」
....
私も、彼も、
知らない間に、
大切な人に支えられていたのだ。
義勇さんと、錆兎兄さんと、真菰姉さん
鱗滝左さんに、
晴公(ハルキミ)と、澪里(ミヲリ).....
私にとって、かけがえのない、
大切な家族.....
....
ハルキミと、ミヲリ.....
.....
ハル、
キ.....
.....
!!!?
A「あ!!!?」
冨岡「!?(ビクッ)」
.....
私の声が、そこら中に反響する。
でも、そんなことはもうどうでもいい。
.....まって、
まってよ、
まってまって、
A「ぎ、義勇さん、
今、何月何日ですか!?」
冨岡「.....?
卯月の、18...だったか。」
....
終わった。
精霊の日。
今日だ、
あの子達の誕生日は。
本当は、今日、弟妹に、
柊の裏の仕事と、鬼の話をしないといけないのに
まずい
刻英様との約束を破ってしまう。
A「っ、義勇さん、すみません、走りませんか。
急用を....」
冨岡「....わかった。」
.....
タタタタタタタタタタタタ!!!!
全集中の呼吸、常駐をつかっているため、
ものすごい速さで暗闇を裂いていく。
A「あ、あのっ、
任務が終わったら寄りたい場所がありまして!!
甘味処なんですけども!!」
冨岡「?(甘味処に急ぎの用があるのか?)
.....俺も(お前と)行こうと思っていたところだ。」
A「き、奇遇ですね!!
じゃあ任務さっさと終わらしてしまいましょう!」
.......
ウゥ、
.......
2人「!」
.......
ウァァ
ヒサシブリノゴチソウダァ
クッテイイカァ
ダメダロォ、
アノカタニ、モッテイッテカラ
ソレカラノ、オタノシミダァ
....
....声が、聞こえるようになってきた。
カチャリ、と刀が鳴る。
はやく、はやく切らないと!!!!
....
冨岡(.....あんなに切れないだの何だの
ほざいていたのに、
なんだこの勢いは。)
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tim(プロフ) - watanukiさん» そうなんですね!初めて知りました。フォローしてくれてありがとうございます笑。頑張りますね! (2019年12月19日 6時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - おかしいですね....鬼滅の刃、というキーワードを入れていれば自然とオリフラは取れるはずなんですが....。ミスなんて誰にでもありますよ!低評価なんて気にせず作者さんのペースで頑張ってください!笑 (2019年12月15日 16時) (レス) id: 35edd3665c (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - まいめろさん» 本当に手間をかけさせてしまい、申し訳ありません.......!。お祝いのお言葉、ありがとうございます、頑張りますね! (2019年12月14日 23時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - 黒井 屑さん» 指摘ありがとうございます.......!!本当にご迷惑をお掛けしました。続編も楽しんで下さいね! (2019年12月14日 23時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)
tim(プロフ) - うわ、本当にすみません.......。オリフラにしてた事に気づきませんでした.......。もう二度としません。 (2019年12月14日 23時) (レス) id: ebc8bddb63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tim | 作成日時:2019年12月14日 0時