ナミウテココロ《キンプリ短編集》 (ページ17)

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紫「うわぁ……こんなの、ひとりでしてくれたの？！」

「はい、紫耀さんのためならなんでも出来ます！あ、死ぬ以外です……」

海「あ、めっちゃお似合いじゃんか。」

廉「ホンマや(笑)」

なんか、めっちゃ嬉しくて、泣きそうになった。

……………………

Aちゃんからは、手編みのマフラーとか、手袋とかめっちゃ貰った。

海人からは、バイトで貯めたお金で買った時計、

廉からは、サングラスを貰った。

嬉しい。単純に、俺の事で悩んでくれたことが。

紫「ありがとね。皆。めっちゃ嬉しい。」

「ふふ、喜んでくださって、良かったです！」

紫「あぁ！俺、頼みたいことがあったの！」

「は、はい！」

紫「俺を呼び捨てにするか、タメ口で話すか、どっちかしてほしいな。」

「え、いいんですか！？」

紫「もっちろん！」

「あの、こちらこそ頼みたいことがあります。」

恐る恐る口を開いたAちゃんからは、意外な一言。

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「どっちも……は、どうですか。」

紫「いいの！？やったぁ～！」

「う、うん。宜しくね、しょ、紫耀。」

可愛いかった。

海「じゃあ、俺ら、そろそろ帰るね。」

廉「お邪魔しやした～」

ありがとう、皆。