ナミウテココロ《キンプリ短編集》 (ページ2)

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紫「はい、とうちゃーく！

あ、暗い？明るくする？どう？」

「あっ、全然大丈夫です、逆に素敵だと思います、この雰囲気。」

おっ、わかるねぇ…………

じゃなくて！ホントに部屋に招待されちゃって。

薄暗い部屋が落ち着くし、やっぱりセンスあるんだ、と感心

紫「てきとーに座ってくれる？」

「っあの、なんで紫耀さんの部屋……。」

紫「うーん、好きだから？」

「っ、何が、ですか？」

好きだから？と言い振り向いた彼

流石に、イケメン過ぎた

カッコいいの中に綺麗も可愛いも、全部が詰まってる

紫「ふはは、Aちゃんに決まってんじゃん。」

「っ、からかわないでくださいよっ！」

紫「……昔っからずっと可愛いって思っててさ。

もう、これじゃ仕方ないよね？」

仕方ない、って、何が仕方ないんだろう。

よくわからなかったけど、

心臓が、うるさい

ドクドクして、言うことを聞いてくれない

紫「ふはっ、かぁわい。ねぇねぇ、キス、してもいい？」

「っ、何言ってるんですか！？」

紫「何って、告白してんだけど？あぁもう、あいな帰ってきた！

ほんっとタイミング悪すぎでしょ。

ま、また会うときまでに考えててね？」

何も言えずに、その場を立ち去った

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