本章 〜友達〜 4.蛙吹梅雨 ページ29
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その後は理系の科目が続いたおかげでなんの苦もなくお昼になった。
「Aさん、お昼、ご一緒にいかがですか？」
『うん、ご一緒しようかな』
「それなら私もいいかしら？」
『わたしは構わないよ、むしろ嬉しい、蛙吹梅雨ちゃん』
「ありがとう、百ちゃんもいいかしら」
「ええ、もちろんですわ」
「Aちゃん、私のことは梅雨ちゃんと呼んで、仲良くしたいの」
『！！ほんとに！よろしく！』
ここ最近、まともなものを食べないで生活してきたが今日はちゃんとみんなと同じようなものを同じように食べられるだろうか、
「Aちゃん、Aちゃんの好きな食べ物は何かしら？」
『んーなんだろ、これと言ったものは無いかな、』
「食堂のメニューはどれもとても美味しいですからどれを選んでも大丈夫ですわ、私もいつも迷ってしまいますの」
『そうなんだ、じゃあたくさん迷おう。そのほうが楽しそう』
「そうね」
食堂はとても賑わっていた。
みんな思い思いのメニューを選び、美味しそうに食べていた。
席は端の方が取れたらしく、これからあの列に並びに行く。
もちろん私も着いて行った。
想像の何倍も多いメニューに驚いて固まっていたら2人は既に選び終わっていて焦った。
とりあえずパッと目に付いたものを頼んでおいた。
ランチラッシュというヒーローにチャレンジャーだね、と言われた。
このメニューを頼む人はいないということだろうか、なら失敗したな。
もらったトレーには何やら真っ赤な食べ物。
「Aさん、その麻婆豆腐を頼んだのですか！」
『うん？美味しそうだったから、？』
「Aちゃんは辛いものが好きなのね、爆豪くんみたいだわ」
爆豪勝己と言ったら初日の彼だが、確かに彼は赤いものが好きそうだ。
へぇ〜と、適当に相槌をうちスプーンを持って麻婆豆腐を掬う。
2人からの視線がすごい、
とりあえずひとくち食べてみる。
相変わらず味はいまいち分からなかった。
私はもとより馬鹿舌だと父に言われたことがあったが、連合にいた間にさらに酷くなっていそうだなと思った。
この赤色はなんなんだろう、
血、ではさすがにないよな、
トマト？
とりあえず2人の視線が痛いので適当に言っておこう。
『うん、美味しい、んじゃないかな、』
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あずさ - あけましておめでとうございます！！作品いつも見させてもらってます！まじで面白いです！ありがとうございます！ (2023年1月1日 1時) (
レス) @page44 id: 954150159c (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - 分かります私も途中で思いだしました (2022年11月30日 15時) (レス) @page40 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
ペネロッペ(プロフ) - このお話、凄く大好きで、何回も読み返しています！作者様のワー○リ夢小説………読んでみたいです！ (2022年11月29日 22時) (レス) @page40 id: 4e7520e5da (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - 16:30からYouTubeのTOHO animeチャンネルで6期のイベント放送があるみたいです！！ (2022年10月1日 16時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - 今日の夜5時からヒロアカ6期ありますね！ (2022年10月1日 11時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Δ | 作成日時：2022年8月10日 21時
