本章 〜友達〜 2.飯田天哉 ページ27
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って言うことがあって、無事校長にも電話で許可貰えて、誰もいないことをいいことに教室でめいいっぱいに画面を広げて八木さんのためのアプリをプログラムしていた。
複雑な作業をAIに学ばせて簡略化。
紙の資料をスキャンすれば自動で入力をし、あとは概要を適当に打てばいい状態にする。
それが完成像だ。
誰かのために何かいい事をするっていうのはこんなにも気持ちがいい事なのか、と嬉しく思った。
作業も乗ってきて鼻歌交じりにプログラムを組んでいると
「何をしているんだっ！」
とドアの方から大声で叫ばれた。
これには驚いてビクッた。
あまりに驚いたので間違ったところをクリックしてしまい、エラーのウィンドウがブォンブォンと音を立て、画面をを埋め尽くしていった
慌てて修正して一息つく頃には彼はもう私のすぐ近くまで来ていた。
「何をしていたのかはわからないが、先生に報告させて貰うぞ」
『…飯田天哉、君。君はここの委員長らしいね、その責任全うとかいうのに私を使うのはやめてほしいな、』
「委員長たるものこのクラスを守らねばならないんだ。そこに私利私欲などはない」
『…へぇ〜、わたしも昨日からこのクラスの一員になった訳だし、委員長が守るべきクラスの平和にはわたしの存在も含まれるわけだよ。
だからもし、わたしが良いことをしていて、かつ先生からの許可も得てるってことが本当だったら？
いい子のわたしを悪い子にしようとしてる君の方が悪い子じゃない？』
「…っ、そもそも君には信用がないんだ、疑わしい行動はやめたまえ」
『私は秩序が大嫌いなんだよ、君とはどうも反りが合わないようだね、……しょうがない』
と言って俯きがちに立ち上がると飯田天哉君は警戒し、半歩後ろに下がって腰を落とした。
わたしの長い髪が垂れて顔を隠す、髪の間から彼を睨むとごくりと固唾を飲んだ。
『ふふ、あははっ』
「なっ！」
あんまり警戒するものだから面白くて笑ってしまった。
ちょっとだけ揶揄うつもりだったのに
『そんなに警戒しないでよ、あはは
飯田天哉君さ、ほんとに真面目だから、お話ししててとても楽しいよ、
んでね、わたしが今やってたのはアプリの作成、事務員の人にプレゼントするの。校長にはちゃんと許可とってあるよ』
「、ぁ嗚呼、そうなのか、」
『これからよろしくね、委員長』
「ぁ嗚呼」
ーー
またまたどうでもいい設定。
友達をつくる極意其の3
話題、態度をコロコロ変えて相手を混乱させてからよろしくをいうべし
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あずさ - あけましておめでとうございます！！作品いつも見させてもらってます！まじで面白いです！ありがとうございます！ (2023年1月1日 1時) (
レス) @page44 id: 954150159c (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - 分かります私も途中で思いだしました (2022年11月30日 15時) (レス) @page40 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
ペネロッペ(プロフ) - このお話、凄く大好きで、何回も読み返しています！作者様のワー○リ夢小説………読んでみたいです！ (2022年11月29日 22時) (レス) @page40 id: 4e7520e5da (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - 16:30からYouTubeのTOHO animeチャンネルで6期のイベント放送があるみたいです！！ (2022年10月1日 16時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - 今日の夜5時からヒロアカ6期ありますね！ (2022年10月1日 11時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Δ | 作成日時：2022年8月10日 21時
