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ホソクさんにおまかせで作ってもらったカクテルは甘くてとても飲みやすいものだった
雰囲気もあってか、グクとの距離もいつも電車で座るよりも近い気がする
JK「…ヌナ」
「どうしたの?」
JK「ふふ、顔ちょっとだけ赤いよ」
そう言って頬っぺたをするり、と撫でるグクに顔から火が出そうになる
ジミナと別れてからそういうこととはかけ離れた生活を送っていたせいなのかこれだけで照れる年上女性ってどうなんだろう
「ねぇ…グクって絶対女嫌いって嘘だよね」
JK「何でですか?」
「だって…なんか手慣れてるし」
そう言った後に後悔する
こんなの余裕のある大人の女性の台詞ではない
訂正しようと顔をあげると上から笑い声が降ってくる
「な、なによ」
JK「ヌナの可愛いとこ知れました」
「ヌナは年上なんだよ。からかってる?」
JK「だって、唇突き出して拗ねるから」
そう言ってまた笑い出すグク
失礼な筋肉うさぎである。肘で軽く小突くと、悪戯っ子のように笑う顔を見て胸がきゅっと苦しくなった
グクがトイレに立ったタイミングでホソクさんが近づいてくると「乾杯していいかな?」と、微笑まれる
イケメンすぎて眩しい
「ぜひ!」
HS「ふふ、これはジョングガの奢りだ」
と笑いながらグラスを軽くぶつける
なんだか大人の雰囲気のホソクさんはきっとホソクさん目当てのお客さんがたくさんいるんだろう
HS「でも本当にびっくりだよ、結構古い付き合いだけど、彼奴はまじもんの女嫌い」
「私それが本当に信じれなくて…ᄏᄏᄏ」
HS「あれはホンモノ!ガチ!ᄏᄏᄏ」
「どうしてなんですか?」
HS「もう傑作だよ!!ᄏᄏᄏ」
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お茶っ葉(プロフ) - もーめっちゃ好きです!!😭久しぶりにこんなにときめくお話を読まさせて頂きました!無理のない程度で頑張って下さいー!!✨ (2022年5月17日 2時) (レス) id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷに子 | 作成日時:2022年5月8日 11時