21 JK side ページ21
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【JK】
そして、アルバイトを終えて駅へ向かっていると少し前を女の人が歩いている。どことなくあの日の女の人の後ろ姿と重なった
その人が定期入れを落としたのはいまでも神様がくれたチャンスじゃないかって思ってる
急いで拾って追いかけた。別にあの女の人だって確信があったわけでもないのに、僕にはあの人だって自信があった
歩く速度を上げた彼女に追いつこうと大股で歩いて肩を叩くとかなり驚かせてしまったらしく大きな目を見開いている彼女を見て後悔した
「え?!」
JK「え…?」
「…な、なんですか?」
JK「いや、あの、これ…」
「……落としてました?」
JK「あ、はい。」
こんな暗い夜道で肩を後ろから叩かれるなんて普通の女性なら当たり前の反応か、なんて何も考えていなかった自分が恥ずかしく少し目を伏せると
「あ、朝の…」と、小さな声が聞こえてきて顔を上げる
JK「やっぱり、朝電車が同じお姉さんでした」
知っていたけど。
僕はもうこの時にはAヌナのこと、気になってたんだと思う
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お茶っ葉(プロフ) - もーめっちゃ好きです!!😭久しぶりにこんなにときめくお話を読まさせて頂きました!無理のない程度で頑張って下さいー!!✨ (2022年5月17日 2時) (レス) id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷに子 | 作成日時:2022年5月8日 11時