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18 JM side ページ18

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【JM】






僕は髪をぐしゃぐしゃにかきあげた


誤算だった。あんなところをAに見られるなんて


好きでもないやつに告白されて、さらに初めてのキスまで奪われるなんて。しかも男が。




だけど、ふと思う





どうして、その現場を見てAが泣くのか




僕の脳内には1つの可能性が浮上した

それはとても愛おしくて、それを一度考えると泣いてるAも可愛くて仕方なく思えた



その涙は僕のための涙で、嫉妬の涙なのかもしれない

そう思うと無性に抱きしめたくなった





JM「ねぇ、A?」



「…な…に?」








JM「僕はAが好き」




「………冗談やめて」



JM「冗談じゃない、あれはただ告白されて、ごめん。キスはされた。でも僕からじゃないしOKもしてない信じて」




Aの手を握って目を見ると、元々大きな目を見開き乾きかけてた涙を再び零すとAは言ったんだ「ずっと好きだった」って。












JY「先輩!大丈夫ですか?」


JM「あ、あぁ大丈夫だよ。ごめんね」




そこではっとする。今は大きなプロジェクトのために休みも惜しんで働いてる途中で、今回プロジェクトの相棒として選ばれた後輩のジユとソウルの町を駆け回っていたところだ


少し飲み物でも飲んで休憩しようと近くの自然公園の中のカフェ目指して足を運んだわけだけど、最近Aに再会してから昔の記憶ばかり蘇ってくる





こんなに僕はAに縋ってたのか、そりゃテヒョンアに呆れた顔をされるはずだよ




JY「最近暑いですし、ジミンオッパも気をつけないと駄目ですよ?」


JM「うん、ありがとう」






ジユに笑いかけたとき、ジユ越しにたった今想いを馳せていた人物がこっちに歩いてくるのが目に入る


(………………A?)





固まる僕を不審に思ったのか、ジユも振り返ると「知り合いですか?」なんて言われて、あぁジユもいるんだったと今更気付く



JM「……そうそう、親友の妹」



なんて少し遠い関係性を口にするとホッとしたジユの顔


ジユの気持ちはわかってはいるけど、見て見ぬ振りをする







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お茶っ葉(プロフ) - もーめっちゃ好きです!!😭久しぶりにこんなにときめくお話を読まさせて頂きました!無理のない程度で頑張って下さいー!!✨ (2022年5月17日 2時) (レス) id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷに子 | 作成日時:2022年5月8日 11時

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