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毎朝出会う、可愛い見た目の男の人がいる。
いつもだいたい同じ端っこの席に座って大きなリュックを抱きしめながら目を閉じてるのを盗み見るのが日課である。
( 今日もかっこいいー…まつ毛長すぎでしょ…)
YJ「で!そろそろ声かけたらどう?」
「そんなのできるわけないじゃん!絶対に彼女いるもん!」
YJ「見たの?」
「見てないけど…分かる。ほんっとにイケメンなんだよ…」
YJ「でも、あんたの兄もイケメンなのに彼女いないでしょ?」
そう言って大親友のユジンは頬杖をつきながらこちらを見る
「え?あー…うん、そうだけど、あれはまた違うの!」
そう。私の双子の兄は顔は整ってると思うし、何度も紹介してって女の子に声をかけられてきたのは記憶に新しい。
だけど、特定の彼女は作らない主義の兄のために毎度断って苦い顔をされる私の身にもなってほしい。
初めて兄の修羅場を見た時には本気でドン引いたものだ。
YJ「まぁ、あんたのお兄ちゃんの話は酒のつまみだね」
そう言って、ゴクゴクビールを飲み干すともう次のお酒を頼んでいる親友が密かに兄に想いを寄せているのを私は知っているんだけど。
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お茶っ葉(プロフ) - もーめっちゃ好きです!!😭久しぶりにこんなにときめくお話を読まさせて頂きました!無理のない程度で頑張って下さいー!!✨ (2022年5月17日 2時) (レス) id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷに子 | 作成日時:2022年5月8日 11時