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｢ほんと…勘弁して。
できるだけ優しくしたい。
大切に抱きたいんだから｣
そう言って俺は引いていた腰を、また北斗に打ち付けた。北斗の体が大きく跳ねて、甲高い声が部屋に響いて、またゆっくりと腰を動かした。
いつもの低い声からは一層かけ離れたその声を聞けるのは、この先も俺だけであって欲しいと願いながら、奥に届くようにと、腰をしっかりと掴んで大きく打ち付け続けた。
その度に腰やら体を跳ね上がらせる
眉間にはっきりとした皺が寄り、右腕で口元を隠して、左腕はしっかりベットシーツを掴んでいる。
その姿はあまりにも俺を熱くさせて、このまま激しく抱き潰してしまいたい思いと優しく抱きたい思いがせめぎ合って少し苦しかった。
｢なぁ…｣
｢ん？｣
｢足りない｣
思わず口を噤んで唾を呑み込み、喉が鳴った。その後は一瞬で、気づいた時には天井が見えていて、見下ろしていたはずの北斗に今は見下ろされている。
間も無く、自分のモノを包む温かいどころか熱く感じる北斗の中は、うねりながら刺激を与えてきて、北斗が腰を落とす度にその刺激に絶え間なく襲われた。
思わず北斗の腰を掴むも、跳ねるように腰を動かす北斗を止めることはできなかった。
｢んっ…はっ…んん｣
我慢しても仕切れない自分の声を聞く度に、羞恥心が溢れ出て、北斗の腰に無意味に添えられた手を離し、自分の口元に当てて声を塞いだ。
でも直ぐにその手に北斗の指が絡んできて、ベットへと押しやられた。
｢声…｣
｢聞きたい｣
｢嫌だ｣
｢綺麗だからもったいない｣
そう言って軽く唇が触れた後、北斗の腰の動きがどんどんと激しくなり、もう声を抑えることもままならなかった。
これじゃ俺が抱いてんだか抱かれてんだか分かったもんじゃない…なんて少し不貞腐れながらも、快楽の前に為す術もなくただ受け入れることしかできなかった。
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くれよん(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるだけでとても嬉しいです。またお楽しみ頂けるように頑張ります!本当にありがとうございました! (5月15日 22時) (
レス) id: afe818a83d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - きょもほくが大好きで、こちらの作品を楽しみにしていたので完結は少し寂しい気もしますが次の作品が楽しみです！お疲れ様でした！ (5月15日 20時) (レス) @page46 id: 0534630088 (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます。ご覧頂けて嬉しいです！お待たせしておりますが、また更新致しますのでお待ちください！！ (2023年4月26日 13時) (レス) id: afe818a83d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 更新頑張って下さい！待ってます！ (2023年4月23日 23時) (レス) id: 0ddb7ca8e5 (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - Oukaさん» コメントありがとうございます!!以前から読んで下さってたんですね。お心遣いまでありがとうございます!!また再開しましたので、これからもお付き合い頂けると幸いです!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page23 id: afe818a83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれよん
| 作成日時：2023年3月5日 21時
