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Hokuto_side
向けられるレンズと伸びてくる手。
逃げることすら出にずにただ目をつぶった。
｢んん……｣
伸びた手が自分の熱い部分を撫でていることへの嫌悪感と快楽の狭間に立たされて、自分の目頭が少し熱くなった。
｢はぁぁ…は…あ…ん…｣
｢いい声するねぇ｣
悔しいのか虚しいのか、それとも悲しいのか辛いのか。
どれもなんか違う気がして、自分の頬に伝った熱いものの意味を理解できなかった。
きっと熱に浮かされて溢れたものだと何の意味もない言い訳を自分にしていた。
けれどそうでもしなければ、この状況を到底耐え着ることができそうになかった。
｢た…ぃが……たいが…｣
助けて欲しい。
今すぐに。
そう願いながら大我と呼んだ俺の言葉を聞いて、レンズを向けた澤口さんが口角を少し上げるだけの笑みを見た以降のことは
あまり覚えていない。
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くれよん(プロフ) - もずくさん» 大変遅くなりました。コメントありがとうございます。更新再開しましたので、またご覧頂けると嬉しいです！ (2023年1月22日 22時) (
レス) id: afe818a83d (このIDを非表示/違反報告)
もずく - 続き気になります！更新楽しみにしてます (2021年3月13日 10時) (レス) id: d307ed8e57 (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - ぺるさん» ありがとうございます！がんばります！ (2021年1月20日 0時) (レス) id: 7a19f15719 (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - とても面白いです更新たのしみにしてます！！(><) (2021年1月17日 23時) (レス) id: b9b2df3b6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれよん
| 作成日時：2020年11月29日 22時
