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｢あ…うん。覚えてるよ。なんで？｣
｢この前またまた会ったんだけど、大我って最近も結構お世話になってたんだな｣
｢なんか…澤口さん言ってた？｣
あの人のことだ。きっとたまたまなんてことはない。きっとあえて北斗に会いに行っている。それを考えると血の気が引くようだった。
｢なんか今度また会う約束とかしてるんだろ？結構会ってるみたいなニュアンスだったし、そんな仲良いの？｣
｢いや…ただの付き合いだよ。この前ミュージカルの特番でお世話になったから｣
｢そっか…｣
匂わせ…今の言葉で言えばそんなものか。いや、そんな可愛いものではない。明らかに鎌をかけられている。
北斗はあまり気にしてないように見せているけど、少し顔が暗くなったと感じたのは気のせいではないと思う。
｢お前…付き合いも大事だけど
俺とも約束はしろよ｣
｢え？｣
その予想外の言葉に返事に困ってしまった。
｢もしかして…
妬いてる？｣
｢ばっ…そんなことで妬くかよ｣
俺の感情とか悩みとかそっちのけな回答に、鈍感でよかったなんて少し笑えてきて、やっぱり俺の恋人はどこまでも愛おしいと思えた。
｢やっぱり北斗は可愛いよ｣
｢はー？だから妬いてねーよ！｣
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くれよん(プロフ) - もずくさん» 大変遅くなりました。コメントありがとうございます。更新再開しましたので、またご覧頂けると嬉しいです！ (2023年1月22日 22時) (
レス) id: afe818a83d (このIDを非表示/違反報告)
もずく - 続き気になります！更新楽しみにしてます (2021年3月13日 10時) (レス) id: d307ed8e57 (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - ぺるさん» ありがとうございます！がんばります！ (2021年1月20日 0時) (レス) id: 7a19f15719 (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - とても面白いです更新たのしみにしてます！！(><) (2021年1月17日 23時) (レス) id: b9b2df3b6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれよん
| 作成日時：2020年11月29日 22時
