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…25…※ ページ25

そして俺のズボンにも手が掛けられた。


息の仕方すら忘れて、北斗の動きに視線が誘導される。


1秒も逃すなと言われているようで、必死に北斗の手を追った。


ズボンがズラされて、下着が露になる。


今日はよりにもよって変なイラストが入った、2軍のどうでもいい下着だったことをやっとここで思い出す。

下着が見られるなんて思ってもいない。でも余りにも自分の幼さが垣間見えすぎて、自分が情けなかった。

でもそんなことは気にもとめず、またズボンと同様に下着もズラされた。ズボンに埋もれたダサい下着に少し安堵していると、また一気に北斗の顔が近づく。



「よく覚えてて」



その言葉とともに、北斗はゆっくりと俺のモノに手を添えて腰を落とす。


じわじわと熱くて柔らかいモノに包まれていく感覚に、腰が引けて声が漏れる。頭をソファーに押し付け、首を仰け反らせた。


余りの初めての快感に頭は一気に真っ白になり、目の前は霞んでよく焦点が合わなかった。
押し寄せてくるその快感に、俺は完全に呑み込まれていた。



「あっんんっ…はぁ…やばぃ…」



「…気持ちいい…だろ」



あの日俺が入ろうとしたその場所は、1mmたりとも侵入させまいとするかのように固く閉ざされていて、それがある種の拒絶にも思えていた。



気持ちも曖昧に、そんな若いだけの過ちに片付けようとするお前に、大人になる資格などないと、北斗の体に教えられたようだった。



でも今はトロトロと溶けた柔らかい中に包まれ、優しくて格別な大人の快感を教えて貰っている。

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くれよん(プロフ) - すみさん» すみ様コメントありがとうございます!あの2人のほっこりした話を書きたくて書いたので、そう言って頂けて嬉しいです!最後までお付き合いいただきありがとうございました! (10月31日 22時) (レス) @page37 id: afe818a83d (このIDを非表示/違反報告)
すみ(プロフ) - kymが帰ってきてからのお話、主さんの文章から何気ない生活の温かみというか、穏やかな愛みたいなものが感じられてほっこりしました (10月31日 20時) (レス) id: e29e5bd14f (このIDを非表示/違反報告)
すみ(プロフ) - 遅ればせながら感想失礼します!kymが帰ってきてhkが一緒に寝てたの、今のkymがいて安心したのかな、思わずくっつきたくなっちゃったのかな、と思い、なんだか微笑ましくてにまにましちゃいました😇8年前の世界で大人kymにタジタジのhkの妄想も捗ります🤭 (10月31日 20時) (レス) id: e29e5bd14f (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - みんさん» みんさん、コメントありがとうございます!嬉しいお言葉頂けて、とても励みになります!!ゆっくり更新していきますので、お付き合い頂けると幸いです!! (8月2日 7時) (レス) id: afe818a83d (このIDを非表示/違反報告)
みん - 原石さんの小説探して読みあさっていますが、今まで読んだどれよりも解像度?高くて好きです!!更新楽しみにしています。 (8月1日 0時) (レス) @page13 id: 0a111684d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くれよん | 作成日時:2023年7月16日 21時

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