thirty four ※ ページ34
髪の毛 鼻 耳 首筋 鎖骨
手 腕 肩 胸 腰 足
その全部を1つ1つ
"触る"と言うよりも、"触れる"という表現の方が正しい
俺の手が体に触れる度に、目を強くつぶって必死に耐えているようだった
徐々に北斗の耳が真っ赤になっていくのがわかった
｢ん…｣
たまに耐えきれず漏れる北斗の声は、あまりにも俺の興奮を掻き立てる
どこからかわからない、どうしても溢れる彼のあの色っぽい雰囲気は、女性だけではなく、男の俺でさえ、虜にする程の何かを持っている
何から何までずるいと思ってもしまう程に、魅力的で、堪らない
ゆっくりと彼のものに触れると、北斗は一層体を強ばらせた。
そのまま手を動かすと、目だけではなく、口元もぎゅっと力が入って、ベットの上に投げ出されていた北斗の手は、シーツを強く握っていた。
｢まだ触っただけだよ？大丈夫？｣
｢わ…わかってるよ…｣
そう答える北斗の声は、本当に弱々しくて、そんな声が昔の北斗をチラつかせて、可愛いと思ってしまう
そんな可愛い北斗が徐々に出てくることで、俺はもっと見たいという欲に駆られる
触る手に少し力を入れると、北斗の強ばっていた体は徐々に震え出して、出てしまいそうな声を出すまいと、必死に唇を噛んでいた
｢ここ普通のホテルだし、こんな静かだと、声出したら聞こえちゃうかもよ？｣
そんなことを言うと、しっかりと閉じられていた目が開き、明らかに怒ったような目でこちらを見た。
｢可愛いねほんと｣
そんな反応に思わず呟くと、さらに北斗は不服そうにしていた。
全部の反応が
俺をどんどん虜にした。
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くれよん(プロフ) - きょも担さん» コメントありがとうございます！がんばります！ (2020年6月3日 16時) (
レス) id: 664958a767 (このIDを非表示/違反報告)
きょも担 - おもしろかったです！これからもがんばってください！ (2020年6月2日 18時) (レス) id: 7bd19fe3fc (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - 腐女子ちゃんさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月24日 19時) (レス) id: 664958a767 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子ちゃん - 面白いです！これからも更新頑張ってください（≧∇≦） (2020年4月24日 15時) (レス) id: 7a4cdc3ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれよん
| 作成日時：2020年4月22日 3時
