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俺が頬にしたキスした時よりもずっと長い時間、唇を重ねるだけのキスを続けた。
そのただの重ねるだけの行為と時間が
北斗から与えてくれたものだと思うと
とめどなく嬉しさと愛おしさが溢れて
たまらなくなる。
徐々に
もどかしさと
欲が入り乱れて
少しだけ口を開いてみた。
そしたら北斗の唇も動いたのがわかった。
重ねているだけの行為が
どんどん深くなっていく
北斗も
もちろん俺も
キスなんて慣れていなくて
どことなくぎこちない
そんなキスがまた愛おしい
さんざんした後
やっと唇が離れた時には
お互い息が少し上がっていた。
｢大丈夫…
今はもう好きだから｣
唇は離れても
顔の距離はそれ程離れていなくて
少しでも動けば
いつでもまた触れれる距離。
そんな距離のまま
少し吐息混じりの声で
北斗はそう言った。
また拒否されかねないと
ここまで来ておいて
北斗の反応にずっと怯えていた。
だから
北斗のこの行動と言葉を理解するには
時間がかかった。
｢とっくに好きなんだ…どうすんだよ…｣
北斗は続けざまにそう言ったが
北斗の体からは力が抜けていき
俺の首と腕を掴んでいた北斗の手が徐々に離れ
同時にあれだけ近かった顔も少し遠ざかるのがわかって
それが嫌だと思ったら
考えるよりも先に
体は反応していて
気がついた時には
俺は思いっきり
北斗を抱きしめていた。
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くれよん(プロフ) - きょも担さん» コメントありがとうございます！がんばります！ (2020年6月3日 16時) (
レス) id: 664958a767 (このIDを非表示/違反報告)
きょも担 - おもしろかったです！これからもがんばってください！ (2020年6月2日 18時) (レス) id: 7bd19fe3fc (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - 腐女子ちゃんさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月24日 19時) (レス) id: 664958a767 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子ちゃん - 面白いです！これからも更新頑張ってください（≧∇≦） (2020年4月24日 15時) (レス) id: 7a4cdc3ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれよん
| 作成日時：2020年4月22日 3時
