twenty nine ページ29
数秒もないくらい
短い間だった。
俺はすぐに顔を遠ざけた。
でもその後すぐに
あれだけ話しかけても
名前を呼んでも
ぴくりともしなかった北斗の瞼が
ゆっくりと開いた。
表情は1つも変わらず
ただただ目だけが合った。
静かな時間だけが過ぎていく。
そして間もなくして
北斗の完全に閉じられていた唇が
微かに動き
何かを話出そうとしたのに気づいた。
｢待って｣
気がつけばそう言って
手で北斗の口を塞いでいる自分がいた。
またあの時みたいに
北斗の言葉で
傷つきたくない。
そう思って、咄嗟にでた行動だった。
でも
北斗は
口を塞いでいる俺の手を掴み
引っ張られたと思えば
俺を引っ張った腕とは逆の腕で
北斗は俺の首に手を回し
気がついた時には
キスをしていた。
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くれよん(プロフ) - きょも担さん» コメントありがとうございます！がんばります！ (2020年6月3日 16時) (
レス) id: 664958a767 (このIDを非表示/違反報告)
きょも担 - おもしろかったです！これからもがんばってください！ (2020年6月2日 18時) (レス) id: 7bd19fe3fc (このIDを非表示/違反報告)
くれよん(プロフ) - 腐女子ちゃんさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月24日 19時) (レス) id: 664958a767 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子ちゃん - 面白いです！これからも更新頑張ってください（≧∇≦） (2020年4月24日 15時) (レス) id: 7a4cdc3ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれよん
| 作成日時：2020年4月22日 3時
