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「「「「「忠義⁉⁉⁉⁉⁉」」」」」
そこにいたみんなが驚いてた。
そりゃそうやんな。
こんな陰キャラをまさか呼び捨てで呼んでるなんてって思うのが普通やんな…
と、とりあえず自己紹介はしなあかんよな。
大「あ、あの。は、はじめまして。大倉忠義です。」
自分でもめっちゃ震えてるのが分かる。
Aちゃんは僕の緊張を読み取ってくれたみたいで
「はい、よろしくー！さ、ご飯ご飯！」
そう言って、Aちゃんと錦戸君の間に座らせようとしてくれた。
錦戸君は何でやねん。とつぶやいて
Aちゃんの横に行ってしまった。
錦戸君に相当嫌われてるんやな…
意外にもみんな優しくて、
終始緊張しっぱなしではあったけど
ちょっとだけ笑って話せたりして
世界が変わったように思えた。
昼休みが終わり教室に戻ると
突き刺さるみんなの視線。
ほんまにご飯食べただけなん？とでも聞きたそうな顔をしてる。
あの問題児7人とご飯食べたんやで！って
ちょっと自慢してやりたい気分。
ちらっと後ろを見れば、教室を出て行く
錦戸君とAちゃん。
2人でサボるんかな…
やっぱ、付き合ってるんかな…
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作者名：環季
| 作成日時：2018年9月18日 8時
