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横「そんなことないやん走りきったやん」
横「ちっともダサないと思うで？」
村「せやで、それにAがそんなん思う子ちゃうってお前が1番わかっとるやろ？」
村「ダサい思てたらあんな風に心配して駆け寄ってきたりせえへんて」
倉「だってっ…A優しいやんっ…」
横「優しいけどそれで大倉の気持ち弄ぶようなことせえへんやろ？」
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大倉の気持ちは、痛いほどわかった
Aちゃんに限ってこんなことで大倉を見損なうわけがない
だけど、事の伝わり方は人によって違う
俺でもきっと、あんなことの後に自信は持てない
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でも
このままでいいなら大倉は泣いたりしないはず
それでも伝えたい思いが溢れるから
不安で押し潰されそうになるわけで
なんでこんなにわかんねやろ、
ってくらい心が痛んだ
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村「大倉ぁ、大丈夫やって」
横「もっと自分信じなあかんで」
倉「無理やろぉ…もう無理やっ…」
村「伝えてみなわからんやん」
村「それで終わって後悔せえへんか？」
倉「後悔っ…とか…そんなんわかってんねんっ…」
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倉「だけどっ、、」
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倉「勝つとか見ててとかっ…」
倉「体育館裏にまで呼び出しといてさっ…」
倉「みんなが1位で繋いでくれたことすら背負いきれへんしっ…」
倉「当の本人はこんなんでっ…」
倉「おこぼれのゴールで3位とかっ…」
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倉「そんな奴がどんな顔して好きって言えばええねんっ…」
倉「付き合うてなんかっ…」
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倉「言えるわけないやんっ…」
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大倉にしか分からない、心の叫び
わかったように慰められるやるせなさが、
大倉を傷つけていた
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俺とヒナはなにも言えずにいるとちょうど、
大量の救急グッズを抱えた先生が戻ってきた
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みなみ(プロフ) - 今までで一番の作品です！本当に最高でした(泣) (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 2239529b82 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - 完結、さみしいです！続編作ってください！ひじおきちゃん、大好きな小説です！ (2017年11月27日 12時) (レス) id: e0ecc55490 (このIDを非表示/違反報告)
たまき - 完結おめでとうございます！そして、お疲れさまでした！読み終わった瞬間投票済みなのにもう一度一番右の星を押してしまいました（笑）最近読んだ小説の中で一番好きな小説でした。また、小説を書くならば頑張ってください！応援してます！！ (2017年11月26日 17時) (レス) id: f0835ed17d (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 最後まで、ドキドキワクワクの小説でした！すっごく面白かったです！また、お話を作るならば、全力で応援させてもらいます！お疲れ様でした！ (2017年11月26日 13時) (レス) id: 7ca79e0011 (このIDを非表示/違反報告)
Rino(プロフ) - 本当にこの作品が大好きで、毎日学校に行く前に必ず見てから行っています！大倉ファンとしては、ほんとにたまらんです！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 8b5fc7d789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉 咲 | 作成日時：2017年10月23日 0時
