友情と愛情。 ページ7
キボムと話すとやっぱり安心する。
何でも聞いてくれるし
私のことをよくわかってるし
アドバイスも的確だ。
KY「さっさと返事してあげたら？」
A「…簡単に言わないでよ…」
KY「え、だって、これだけ待たせてまさかYESじゃないでしょ？？？」
キボムの言葉で気付くこともたくさんある。
KY「友情と愛情の区別はつけた方がいいよ？」
A「…」
KY「Aの場合、同情になる可能性もあるからね(汗)」
そう言われて何も言えなかったことが
私の中の答えなんだろうと思った。
翌朝。
最初のロケ場所はオシャレなカフェ。
今日はミノと２人で "普通のデート" をする予定。
MH「昨日キボムが酔っぱらって帰って来た(汗)」
向かい合って座って
カメラが回るまでの待ち時間。
MH「俺の部屋に来て "明日のウギョルがんばってぇ〜♪" って。」
A「あはは(笑)」
MH「誰と会ってたかすぐにわかったよ(汗)」
A「久しぶりだったから、ちょっと飲み過ぎちゃった(笑)」
ミノのウンザリした顔で
キボムが寝てるミノにどれだけ絡んだか想像すると
笑ってしまう(笑)
キボムとは女子会みたいになっちゃうから
いつも長くなるんだよね。
MH「大丈夫か？」
A「…二日酔い…？」
MH「じゃなくて(汗)」
大きな瞳にじっと見つめられて
キョトンと首を傾げる私。
MH「…まぁ…いいけど…」
何が "大丈夫" なのかはわからないまま
監督「いい雰囲気だから、そのまま話してて。」
自然に始まった撮影。
A「なんか変な感じ(笑)」
MH「ほんと、仕事っぽくないな(笑)」
いつも顔を合わせているから
特に緊張もしないし…
カメラが回っていることを忘れずに
発言だけに気をつければ
あとは一緒に遊んでいる感覚だ。
MH「何か飲むか？」
A「お腹空いたぁーーー…」
メニューを２人で覗き込んで
あれも食べたいこれも食べたいと悩む時間。
女同士みたいなキボムとはまた違って
ミノとはなんだか男同士みたいで…
A「ピザとパスタとパフェ食べたい。」
MH「食い過ぎだろ！(笑)」
A「余裕。」
趣旨とはかけ離れている私たちの関係に
番組がこの先成り立つのかは疑問だけど…
それは後々考えることにして
ひとまず今はこの時間を
単純に楽しむことだけ考えた。
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作者名：うひ
| 作成日時：2016年1月24日 22時
