検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:56,600 hit

僕らは知っている。〈YN〉 ページ4

Aがミノとウギョルに出演すると聞いて

事務所中が大騒ぎになった。


YN「チャンミーン…チャーーーンミーーーン…」


日本で新曲のジャケット撮影。

早朝からのロケで山奥に入っていた僕たちは

スタジオに移動する車の中でそのことを知った。


YN「ねーチャンミンってばぁ…」

CM「何ですか(汗)」

YN「僕の話聞いてる???」

CM「聞いてますよ。僕はいつだってヒョンの話はちゃんと聞いてます。」


わかりやすく凹んだチャンミンは

さっきから窓の外を眺めてため息ばかり。


CM「返事する気力がないだけです。」


気力がなくなったらダメじゃーん…(涙)


YN「仕事だからね?」

CM「わかってますよ。真面目にやります。」

YN「そうじゃなくて…」

CM「はい?」


いちいち目ヂカラと語尾が強くて怖いんだけど…(涙)


YN「ミノのこと。」

CM「…」


きっとチャンミンには話しにくかったと思う。

発表になったタイミングで僕らは日本にいるし…

今頃ケータイ眺めて溜め息でもついている頃だろう(汗)


YN「気を遣わせるような態度取っちゃダメだからね?」

CM「そんなこと、言われなくてもわかってますよ。」


…って、チャンミンが言うこともわかってたけどさ…


YN「仕事には真っ直ぐな2人なんだからね。」


ミノもAも

中途半端な気持ちで仕事をするような人間じゃない。

だからきっとこの先

チャンミンが辛くなるようなこともたくさんあると思う。


ウギョルって…リアルになればなるほどおもしろいけど…

その分、残酷な番組だから(汗)


CM「…またいろんな所でいじられますね…」


チャンミンとAのウギョルも

ファンからの要望が多かっただけに

今回のミノとのキャスティングは

メディアにとってもかなり美味しい話題だ…


間違いなくチャンミンは

あらゆる現場で感想を求められるだろう。

本気の恋だとは知らずに

みんな面白がってチャンミンをいじりまくることは

目に見えている。


CM「…気が重い…」

YN「だよね(笑)」


わざわざミノを結婚相手に選んだのは

当然ながら、偶然じゃない。


長年この世界で活動していると

上の人間の考えていることは手に取るようにわかるんだ。


Aはそんなことに

気付いてもいないんだろうけど…


僕らは知っている。

事務所がそろそろAのイメージを

一新しようとしていること。


トレボの活動がステップアップする時期に突入して

少しずつ

僕らの手から離れて行くんだということを。

脱出。〈CM〉→←結婚しよう。



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
544人がお気に入り
設定タグ:東方神起 , SHINee , SUPERJUNIOR
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うひ | 作成日時:2016年1月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。