囚われの鍵部屋

第4章 ページ7

モルフォside


かくれんぼで勝ったから、罰ゲームとしてお姉ちゃんが何でも言うこと聞いてくれる♪


これでずーっとお姉ちゃんがそばに居てくれる……






Aside


何でも言うことを聞く……か。


何でモルフォは、そんな事を私に対する罰ゲームにしたんだろ……？？


ま、変に反論して生物実験の材料とかにされても怖いんだけどね(笑)←絶対ないから安心しろ☆


「で、モルフォ。私は何をすればいいのかな？」


モルフォ「じゃあ……ずっとそばに居て？」


……何か、『ずっと』という言葉が少し引っかかるけど


「わかった。」


モルフォ「よかったぁ。もう遅いから、寝ようよ……一緒に」



え！？一緒に！！？


大丈夫なの！？？←(色んな意味で)
もはや、罰ゲーム全然無い(笑)


「うん。いいけど……」


モルフォ「やったぁ♪」



何かよくわかんないけど、モルフォが嬉しそうだし、私の身にも危険が無さそうだしいいかな……






この後私は、モルフォが眠るまで見守ってそれから眠りについた……。









……翌日……




…………。


何故か身体が重く感じる……。


動こうとしたけど、動けない。



ジャラｯ……



鎖のような音がして、辺りを見回すと……



私の首には、鎖が取り付けられている。



「え……どういうこと……？」



モルフォ「『どういうこと？』じゃ、ないよ♪お姉ちゃん、ずーっとそばに居てくれるって約束してくれたじゃん！！」


ね？と言うとモルフォは、私の首についた鎖を自分の方へ引き寄せ


モルフォ「もう1人は嫌だよ……どこにも行かないでよ。」



うん。こんなんじゃ、どこも行けないよ私。
というか、これどういう状況よ。
自分より年下の男の子に拉致られるとか……




そんな事を考える私の心には、モルフォの最後に言った言葉が離れなかった……









……ドコニモイカナイデ

第5章→←うp主注意報☆

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