続き ページ10
「･･･じゃあさ、俺にしない？」
僕が泣くのを止められずにいると、伊沢さんがそう言ってくれる
「えグッ、･･･いざわさん、にする？」
「そ。俺、言ってなかったけど山本の事好きなんだ。会った時から、ずっと。
もう川上で悩みたくないでしょ？だから俺にしなよ。俺だったら、山本のことを苦しめたりしない」
伊沢さんは僕を洗脳するかのように言う。
でも、何故か僕にはその言葉を信じてみたくなってしまったのだ。どれだけ病んでるんだ、って話なんだけど。
「い、ざわさん･･･ぼく、は･･･「＿＿＿＿何してるんすか」･･･！」
「･･･うわ、川上？！」
僕が伊沢さんに声をかけようとした途端、伊沢さんの背後から僕が今、一番会いたくない人がきた。何故かその人は、酷く不機嫌そうな顔をしている。
伊沢さんはそれを見て、それを見て若干逃げる体制をとる。
「･･･俺の山本に何しようとするんですか？伊沢さん？」
「だ、だって山本が、川上の事を相談してきたからさ！
ち、ちょっと俺にしない？って告白して･･･(ゴニョゴニョ)」
「ほほぉ、俺の山本にそんな事をねぇ･･･」
「ほ、本当にごめんって！汗」
そう言って伊沢さんはオフィスを出て行く。ただ、川上さんが来たことにより、僕のイラつき度合いはさらに増えていた。
「山本も、あんなこと言われたら断っt「なんですか、浮気した川上さん」･･･へ？」
僕の一言に腑抜けた声を出す川上さん。
気づけば涙もおさまっていた。
「僕の事なんて好きでもなんでもないくせに
「･･･え、どういうこと？」
「惚けないで下さいよ、僕見たんですから。川上さんが可愛い女の子と一緒に買い物してるとこ」
「あ、あれは･･･！」
「僕に飽きたから、女の子に浮気ですか？そんな事して何になるんでしょうね。
まぁ、僕男なんですから、女の子が恋しくなるのも当たり前ですよn「ち、違うからっ！」」
川上さんは慌てて僕の言葉を遮る。何が違うんだよ。僕はこの目で見てきてるんだよ？！
「違う、からっ！」
「･･･ッ！」
川上さんは真剣な顔で、僕の事を見てくる。
「･･･ゴメン、本当はサプライズのつもりだったんだけど」
「･･･？」
そう言って川上さんが取り出したもの、それは小さな指輪だった。
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くらうでぃー(プロフ) - れいにぃ〜。さん» 怪盗パロですか、良いですね！書いてて楽しそう！なら超能力パロと怪盗パロを合わせるって言うのもありかもしれませんね！アンケートでそこ二つが多かったらそうしようかな。素敵なアイディア、有難う御座いますm(_ _)m (2021年8月21日 8時) (
レス) id: e07eaafdfa (このIDを非表示/違反報告)
れいにぃ〜。 - 長編どっちも面白そうですね！超能力系の話って中々ないのでいいなと思います！それと個人的に怪盗パロとか好きなんですけど自分では書けないので、出来るなら候補の一つに加えてほしいです(^^) (2021年8月20日 20時) (レス) id: 655069ec5f (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - れいにぃ〜。さん» 此方こそいつも、素敵なリクエスト本当に有難う御座います！またのリクエストお待ちしています(^^) (2021年7月27日 18時) (レス) id: e07eaafdfa (このIDを非表示/違反報告)
れいにぃ〜。 - コメント遅れてすみません！(><)いつもながらに素敵な文章で萌え禿げしました(真顔)オリキャラ出てくる設定も好きです！またリクエストさせてください(^^) (2021年7月27日 13時) (レス) id: 655069ec5f (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - 夜月さん» 此方こそ有難う御座いました！総受けって美味しいですよね、凄くわかります！ (2021年7月23日 7時) (レス) id: e07eaafdfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらうでぃー | 作成日時：2021年7月14日 21時
