第3章〜過去と現在 ページ11
立原said
燐「………と言う感じです」
あの時のAにそんな事があったのかよ…
約束したのに……側にいられず守れなかった…
太「だけど、今の話で志賀直哉の異能力は分かったね」
中「ああ、奴の異能は相手の感情の操作だな燐「それだけじゃないです」はぁ?」
太「中也、君は馬鹿だね!!いや、知ってたけど!!」
中「何だと糞太宰!!」
太「中也は置いといて中「置くな!!」燐ちゃんの姿を消した……つまり、闇を操る能力だ」
敦「闇ですか?」
太「そう、燐ちゃんを消したのは夜の暗い所だと思うんだ
Aちゃん達を操られるのは、心の闇を利用しているんだよ
燐ちゃんを殺したように見せかけたのは」
芥「闇を深くする為………ですか」
成る程な……そういえば、
立「なあ燐、お前さっき時間が無いって言ってたよな?どういうことだ?」
燐「……実はAは完全に呑まれていなかったんです
その証拠に立原さんと中原さんは声が聞こえたと思います
それはAの心の声なんです
志賀直哉はそれに気付き、Aの
・
・
・
心を消そうとしているんです」
敦「心を……消す……?どういうことなの?」
燐「心を消す………つまり、感情を消すんです
それで全てを忘れて仕舞うんです」
忘れる………のか………?
Aは………俺のことを……………
立「なあそれは戻るのか………?」
燐「…………はい、ただお願いがあります
皆を……助けてください………皆がしたことは許されないことなのは分かります
だけど、やりたくてやってないんです
お願いします」((ペコッ
燐が頭を下げた
太「勿論だよ彼らは私達が助けるから」
中「まあ、志賀直哉を倒す為に助けねぇとな」
芥「僕はあの女を倒す……だが、操られているのならその状態で倒すのみ」
敦「困っている人を助けるのが武装探偵社です必ず助けます」
立「俺はAを助ける
あの時の約束を果たすためにだから、燐、お前も力を貸せ」
燐「皆さん……ありがとう……ございます……!!」
A……………待っててくれ………
今から助けるからな………
そして、今度こそは……ずっと側にいる
守ってやる………必ず………
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作者名:山吹桜 | 作成日時:2018年7月16日 13時